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September 23, 2008

ドイツもおいしい

先週末は、本学から生まれた世界的なバロック音楽アンサンブル、鈴木雅明氏(東京芸大教授、本学客員教授)の率いる Bach Collegium Japan (BCJ) の201回目のチャペルコンサートだった。7月の200回目に続いて、次の100回の最初の201回目にささやかな記念誌を出し、小宴を催して祝った。

本学のチャペルには、フランスのオルガン製作者 Marc Garnier氏によるオルガンがあるが、そのチャペルから生まれたのが、Bach を主なレパートリーとする BCJ である。大学はイギリス聖公会の宣教師によって設立されており、やや大袈裟に言えば、本学にはヨーロッバの様々な文化が集約されているとも言える。

コンサートの後の小宴は、ここはやはりドイツでいこう、ということで、Bach が当時食べたと思われる料理を再現してもらったりして、ドイツ料理中心にした。アングロサクソンというと、一般には、イギリスをはじめとして、食べることに無関心なイメージがあるかもしれないが、どうしてどうして、(神戸の一流ホテルの)日本人シェフの手にかかると、ここまでおいしくなるのか、という料理を味わってもらえたと思う。

こういうときに、普通、主催者側としては、「粗餐」というような言い方をして謙遜するものなのだろうが、はじめの挨拶で、自然に、自信をもって、「おいしいです」と言ってしまった。ビールももちろんドイツブランド。ワインも、白はもちろん、赤、泡もドイツ産と、ドイツ尽しに徹したメニューだった。

この日の音楽は、Bach のカンタータの中でもオルガン協奏曲が組込まれた、華やかなもので、ドイツの音楽と料理、ともに、決して、むずかしくなく、明るく、まさにドイツ文化の「おいしい」面を堪能してもらえたのではないかと思う。

1つだけ、失敗があった。この日のためにホテルに試食に行き、同じメニューを食べておいたのだが、さすが神戸、パンがとてもおいしかった。そのことをはじめに強調するのを忘れてしまったためか、パンが少し残ってしまった。もっとも、あまりパンのことばかり言うと、それだけがおいしいかの印象をもたれてしまうので、結果的にはよかったのかもしれない。

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