« 2012年4月30日 | トップページ | 2012年6月30日 »

May 31, 2012

打ち解け

今日は、毎年恒例となった、チャペル奉仕団の研修が大学会館であった。と言っても、外から講師を呼んでというような堅苦しいものではなく、大学の教員・職員が、チャペルでの奉仕の仕事を希望する新入生に、心構えなどを、ジョークを交じえながら述べるだけである。

最後に自分の番が回ってきたときには、すでにあらゆる可能なジョークのパターンが出尽していて、何を言ったらよいか困ったが、硬くなっている新入生にも笑ってもらえて、面目をほどこした。ここ、関西文化圏では、笑ってもらってなんぼの世界なのである。

もっとも、多少は中身のあることも言わなくてはならない。チャペルで奉仕をするということは service の文字通りの意味で、自分のためでなく、他人のために働くということなのだという趣旨のことを述べた。

チャペル奉仕団は聖歌隊、オルガン奏楽者、ブライダルキャプテン、ブライダルクワイヤなどのグループに分かれるが、例えば、結婚式のお手伝いをするブライダルキャプテンの仕事でも、一見華やかに見えるが、式を挙げる新郎新婦が幸せに一日を過ごすことができることを第一に考えて行動しなくてはならない。

とは言え、様々な困難を乗りこえて、1年間チャペルでの奉仕活動を続けた上級生は、見るからに逞しくなってきていることがわかる。「自分の成長のために奉仕活動を考えてはいけない」とは言ったが、結果として学生が成長するのを見ることになるのは嬉しい。

今日の研修のもう一つの目的は ice breaking、まだ堅苦しさが感じられる、入学して間もない新入生どうし、あるいは新入生と先輩・教職員が仲よくなる絶好の機会である。学生の多くは大学会館に泊まるので、さらに親交を深めることを期待している。帰宅する者も交じえて日頃幼稚園児を相手にしているチャプレン(大学付の神職者)のリードのゲームで童心に帰ったり、本職はパティシエかと思わせる別のチャプレンお手製のお菓子をつまんだりの数時間で、かなり氷は溶けたのではないかと思う。

もっとも、暑くなってきたので、少しは氷が残っていてくれた方が嬉しい気もするが。

|

« 2012年4月30日 | トップページ | 2012年6月30日 »