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2015年10月

2015年10月30日 (金)

相談員の榊原久直講師が日本セラプレイ協会主催の秋季セミナーに参加しました。

世間がシルバーウィークと呼ばれる連休の後半,92223日に日本セラプレイ協会主催の秋季セミナー・シンポジウムに講師として参加してまいりました。

セラプレイは約50年前に米国で開発されたプレイセラピーの一種で,母と子の温かく健康的な関係性をモデルにして,心地よいスキンシップや楽しさあふれる遊びを通して親子の関係性の援助を試みる活動です。

セラプレイ国際本部を拠点に,世界36ヶ国において精神保健や教育,福祉など様々な領域で実践がされており,日本でも認定協会が昨年設立しました。そんなまだまだ日本では生まれたばかりの組織ですが,臨床心理士,保育士,看護師,教師,施設職員等々,子どもに関わる様々な現場の支援者が集まり,「支援」とは何かというテーマでのディスカッション,子どもの「出会い」をテーマにしたシンポジウムで,時に熱く,時に切ない気持ちを共有しながらの研修会となりました。

学会続きの弾丸スケジュールでの参加ではありましたが,甘えたくても甘えられない子どもの悲しさや,愛したくても愛し方がわからない親の苦しさに想いをはせつつ,そんな親子を援助する楽しさや難しさに心動かされる二日間でした。そんな中,私もシンポジウムの話題提供を行い,『子どもと「出会う」ためのまなざし~“発達障碍(がい)”に焦点を当てて~』というタイトルで,子どもと心で触れ合うことの大切さや,時に子どもの視点に立って考えることが難しくなることについて,近年の発達心理学や臨床心理学の研究をもとに発表させていただきました。

 日本ではまだまだ知名度の低い援助法ですが,これから少しずつ根づいていってくれることを信じて,神戸からも種をまこうという熱意をもらって帰ってきました。Photo_3


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2015年10月14日 (水)

無料相談会のお知らせ

神戸松蔭こころのケア・センターでは、相談活動の一環として、無料相談会を実施いたします。(下記の無料相談期間中に面接を予約されると、初回面接料の5000円が無料になります)

家族のこと、友人のこと、子どものこと、親のこと、そして自分自身のことなど、こころや行動、さまざまなストレスによる問題に対応しています。お気軽にご相談ください。

【無料相談予約電話受付日時】2015年10月19日(月)~23日(金)10~18時

【場所】神戸松蔭こころのケア・センター (神戸松蔭女子学院大学 4号館 3F)

【対象】子どもから大人まで年齢は問いません

【連絡先】078-882-8777(要予約)

※上記の日時で、ご予約のお電話をいただき後日面接日を設定させていただきます。

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神戸松蔭こころのケア・センターブラッシュアップ研修会

 去る8/29(土),「神戸松蔭こころのケア・センターブラッシュアップ研修会」が開催されました。

 この研修会は,臨床心理士を対象とした研修会であると同時に,本学大学院心理学専攻臨床心理学コースの同窓会的な色彩もある会でした。本学を巣立って,今は臨床心理士として各所で活躍している修了生たちの,懐かしい顔が集いました。

 この日,研修会の講師としてお迎えしたのは,元・神戸松蔭女子学院大学教授で,ケア・センターの元・所長でもある,東豊先生(現・龍谷大学教授)でした。

 午前中は,東先生による「私にとってのブリーフセラピーと家族療法-東豊の頭内を暴露してみる-」というタイトルでのご講義がありました。理論や技法のお話をうかがったあと,事例を通してそれらについて具体的にご解説いただきました。また,東先生が面接者役をつとめる夫婦面接のロールプレイの様子を録画したビデオも見せていただき,東先生の面接の雰囲気を感じ取ることもできました。

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 午後には,事例検討が行われました。事例をご提供いただいたのは,二期生の若林邦江先生,そして現在ケア・センターの相談員である守田敦子先生でした。東先生からのコメントはもちろんのこと,フロアからも質問やコメントが活発に提出され,非常に熱心な討議が行われました。

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 夕方からは場所を三宮に移して,懇親会が行われました。ここでは,やはり元松蔭の教授であった三木善彦先生(大阪大学名誉教授・帝塚山大学名誉教授)お得意の手品も披露され,とても楽しい雰囲気でした。また,寺井さち子先生(元・松蔭教授/現龍谷大学教授)にもご参加いただき,同窓会的な交流がもたれました。

 研修会の参加者がスタッフもあわせて66 名,懇親会が36 名と,大盛況の会でした。
 こうした会を開催できたことについて,講師の東先生にこころより感謝申し上げます。それとともに,今後もこうした研修会が開催できればと思っています。

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2015年10月 8日 (木)

守田敦子相談員が、宮城県の仮設住宅でボランティア活動を行う大学生を対象とした研修会を行いました

 

 守田敦子相談員は、2011年より、東日本大震災の復興支援活動を行うボランティアのこころのケアに携わっています。

  8月中旬、宮城県のとある仮設住宅を訪問しました。仮設住宅では、神戸の大学生が、夏休みの子どもたちの学習支援を行っていました。こうした活動をする大学生に対し、学習を効果的に進めるためのアドバイスや、子どもたちのこころのケアについての研修を行いました。大学生からは、「子どもに一緒に勉強しようと誘ってもすぐに遊びだしてしまう。こういう時は勉強よりも仲良く遊ぶことを優先させた方がいいのか」といった疑問点が挙げられました。このような課題に対しては、子どもにとって何が本当に役に立つのかを考えることが重要だというアドバイスをしました。

    現地研修会の様子

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研修会のあとは、東日本大震災から4年が経過した沿岸部を視察しました。沿岸部では地盤のかさ上げ工事が始まっており、4年目にしてようやく、街の再建のきざしを感じました。

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名取市閖上地区。左端の塔の高さまで津波が来ました。

 

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