« 鈴木雅明オルガン・リサイタルのご案内 | トップページ | クリスマス・ツリー点灯式を行いました »

November 16, 2011

第6回「東日本大震災~お祈りと報告会」のご報告

東日本大地震発生以来、月例開催されている「第6回・東日本大震災~お祈りと報告会」を11月10日に開催しました。Shinsaioinorichapel
今回は、報告者に越山健蔵司祭(日本聖公会 東北教区小名浜聖テモテ教会牧師)をお迎えし、
チャペルに学生・教職員・神戸教区聖職者等、約50名が集まり、
祈祷(嘆願)を捧げた後、聖歌隊の歌声と共に、一同で「暗闇ゆくときには(聖歌集476番)」を歌い、現地からの報告を伺いました。 Kurayamiyukutokiniha
「沢山の救援物資が届けられた中で、神戸松蔭の皆さんが心を込めて折って下さった千羽鶴はとても印象に残っています。」と、
教会附属の聖テモテ幼稚園に飾られている千羽鶴への御礼を語られた後、今も放射線の不安の中で過ごされている福島の人々
の現状を報告されました。 Koshiyamasennsei
最後に越山牧師は、4月11日に開催された第1回の報告会で語られた坪井チャプレンの「神戸のわたしたちにできることは、
ほとんどないかもしれないが、いつも心のどこかに被災地のことを思って、とげのような痛みを持ち続けて欲しい」
という現地報告を読み上げられ「被災地の願いは、今日も忘れないでいて欲しい、そして、いつも共にいて欲しい、
ということです」というボランテティア活動の基本姿勢を静かな、しかし、噛みしめるような口調で、一同に、
語りかけて下さり、その後、主の祈り、祝祷をもって、今回の報告会は閉会となりました。
次回の、第7回は12月12日(月)のヌーンサービスの中で開催されます。
毎月、神戸の地から祈り続けることの意味を問い続けるながら・・・。

|