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December 14, 2011

第7回東日本大震災~お祈りと報告会~のご報告

12月12日(月)に「第7回・東日本大震災~お祈りと報告会」が、従来の夕方の時間から、
お昼のヌーンサービスの中での開催に時間を変更し、チャペルに集まった約20名の方々と共に捧げられました。
今回も、東日本大震災のための祈祷(嘆願)を捧げた後、
聖歌隊の歌声と共に、一同で「暗闇ゆくときには(聖歌集476番)」を歌い、藤井チャプレンが、
4月11日から始まったこの1年の「お祈りと報告会」の歩みを振り返りを語りました。
第4回(7月11日)の報告者でもあり、当日も参列しておられた中村 豊院長が、震災発生直後の「祈り」の作成と
共に教導された「今、私たちにできることは祈ることだけです。阪神・淡路大震災を経験した私たちは、
被災地以外からの救援に駆けつけて来られた人たちによってどれだけ励ましを受けたでしょうか。
それによって、どれだけ私たちの心が癒され、生きる勇気、希望が与えられたでしょうか。
神戸の街がこのように復興できたのは、その背後に、多くの人たちの篤い祈りと支援があったからなのです」という言葉を、
あらためて一同に読み上げたチャプレンは「7回にわたるお祈りと報告会の開催を感謝すると共に、
被災地の方々、約1万5千人とも云われている犠牲者、そして、9ヶ月が過ぎた今も尚、約4千人とも云われている行方不明者、
その御家族を覚えて、今日からも、祈りを続けてゆきましょう」と今年の最後のお祈りと報告会を締めくくりました。
尚、当日はチャペルの入口に第2回(5月11日)報告者
である勝村教授の東北支援活動「~手をつなごう~東北ー兵庫」のパネル写真を展示しました。 Shinnsaioinori
  次回の、第8回は、新年1月11日(水)のヌーンサービスの中で開催されます。
来年も、神戸の地から祈り続けることの意味を問い続けながら・・・。

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