東日本大震災チャリティーコンサート&シンポジウムのご報告
3月10日(土)午後1時より、第1部のチャリティーコンサートが開催されました。
受難週のために作曲されたクープランのルソン・ド・テネブルは、旧約聖書の「エレミア哀歌」をテキストとしており、エルサレム崩壊を目の当たりにした預言者エレミアの嘆きの歌を音楽化した名曲です。2人のソプラノと大オルガン、ヴィオラ・ダ・ガンバの音色が溶け合い、節の終わりに繰り返し歌われる「エルサレムよ、エルサレムよ、立ち返れ、あなたの神、主のもとへ。(ホセア書14:1-2)」の余韻がいつまでも残りました。
引き続き行われたシンポジウムではパネラーがそれぞれの立場から現状と取り組みを報告し、1年を経ても、それぞれができることを継続していくことを確認しました。
チャリティーコンサートの収益および学生ボランティカフェの売上全額、有志からの献金\307,020を日本聖公会東日本大震災被災者支援「いっしょに歩こう!プロジェクト」の活動のため日本聖公会東北教区へお送りいたしました。
ご来場・ご協力くださった皆様、ボランティアでご出演いただいた演奏者の皆様に、この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。
http://kobe-shoin.cocolog-nifty.com/chapel/2012/02/post-d697.html
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