第132回オルガン・レクチャーコンサートのご案内
今回は今井奈緒子氏(東北学院大学教授)をお招きし、「バッハのライプツィヒ・コラール」というテーマでお話しと演奏をしていただきます。
「ライプツィヒ・コラール」は、様々なコラール(讃美歌)をテーマに作曲されたJ.S.バッハ晩年におけるオルガン作品の集大成ともいえる作品集で、その中に含まれる「汝の御座の前にわれはいま進み出で」(BWV 668)は、バッハが死の直前に失明のため友人の一人に口述で書き写させたとされ、J.S.バッハの絶筆と見なされてきた作品です。
今井奈緒子氏は、バッハ・コレギウム・ジャパンのカンタータ全曲シリーズでは毎回オルガン独奏を担当してこられ、本学のオルガンを最も良く知るオルガニストの一人です。ご期待ください。
■対 象:一般公開(事前予約は必要ありません。自家用車でのご来場はお断り申し上げます。)
■開催日時:5月11日(土)午後2時開演(終演予定:午後3時)
■会 場:チャペル
■費 用:入場無料
■お話と演奏:今井奈緒子(東北学院大学教授)
■テーマ:「バッハのライブツィヒ・コラール」
■曲 目:J.S.バッハのライプツィヒ・コラール集より
プロフィール:今井 奈緒子(いまい なおこ)
東京藝術大学、ドイツ・フライブルグ音楽大学オルガン科卒業。オルガンを河野和雄、秋元道雄、廣野嗣雄、ジグモンド・サットマーリの各氏に師事。1985年ドイツ・ゲオルグ・ベーム国際オルガンコンクール、88年ベルギー・ブルージュ国際バッハ・コンクールに入賞。日本・ヨーロッパ各地におけるソロ活動のほか、経験豊かな通奏低音・アンサンブル奏者として共演者から信頼を得ている。ソロCDに「シャイトのアラマンダ」「バッハ:クラヴィーア練習曲集第3部」(以上ALM)「スウェーデン 7つのオルガン」MUSICA REDIDIVA)「バッハのコラールを歌う」(付属CD)等。バッハ・コレギウム・ジャパン創設時からのメンバーとして教会カンタータシリーズをはじめとする国内外での公演、CD録音に数多く参加。現在東北学院大学教養学部教授、大学オルガニスト、同宗教音楽研究所々長。日本キリスト教団霊南坂教会、西片町教会オルガニスト。日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員。
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