第135回オルガン・レクチャーコンサートのご案内
■概要
10月は京都ノートルダム女子大学准教授の久野将健氏をお迎えします。
バッハとほぼ同時代にフランスで活躍したフランソワ・クープランによるミサ曲から、様々な音色を使用した、様々なスタイルの曲が5曲、演奏されます。
そして、フランス式スタイルの影響を受けてバッハが作曲したと言われる曲の数々で、プログラムが締めくくられます。
■公演名
第135回神戸松蔭オルガン・レクチャーコンサート
■日時:2013年10月5日(土)14:00
■テーマ:《F.クープランとJ.S.バッハのフランス風作品》
■お話と演奏:久野将健(京都ノートルダム女子大学准教授)
■場所:神戸松蔭女子学院大学チャペル
■主催:神戸松蔭女子学院大学 キリスト教センター
◆プログラム
F.クープラン(1668-1733)
「教区のためのミサ」より
・テノール声部におかれた単旋聖歌のキリエ冒頭
・リード管によるフーガ
・クロモルヌのレシ
・テノール声部のティエルス
・グランジュによる奉納唱
J.S.バッハ(1685-1750)
・アリアBWV587
・バビロンの川のほとりでBWV653
・幻想曲 ト長調(ピエスドルグ)BWV572
プロフィール
久野 将健 Masatake Kuno
京都生まれ。東京藝術大学音楽学部オルガン専攻卒業。同大学院音楽研究科修了。安宅賞受賞。廣野嗣雄、鴛渕紹子、H.ピュイグ=ロジェの各氏に師事。フランス、スイスをはじめヨーロッパのマスタークラスでも研鑽を重ね、M.シャピュイ、N.ハキム、M.ラドゥレスクらの指導を受ける。東京芸術劇場、東京カテドラル、国際基督教大学、京都コンサートホール、愛知県芸術劇場をはじめ国内外にてソロ・伴奏等の幅広い演奏活動を行うほか、大学での教育活動や公開講座などにも力を入れている。岐阜聖徳学園大学教育学部准教授を経て、現在、京都ノートルダム女子大学人間文化学部准教授。カトリック田園調布教会オルガニスト。日本オルガニスト協会会員。
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