広島平和礼拝報告(1)
10月27日(月)のヌーンサービスは、今夏、広島で開催された「広島平和礼拝(主催:日本聖公会神戸教区)」に参加したチャペル奉仕学生(ブライダルキャプテン)からの学生2名による報告会でした。
藤原清楓さん(都市生活2年生)は、小学校の修学旅行以来、2度目広島訪問。
大学生になった現在の視点から「平和」についての新しい気づきを語られ、「平和礼拝では、大勢の方が平和への祈りを捧げておられました。平和を願う気持ちは、みんな同じなんだと思うと胸が熱くなりました」と、平和礼拝についての素直な感想を、出席者と分かち合って下さいました。
小倉菜穂さん(都市生活2年生)は、~原水爆と平和~という基調講演から「私たちは戦争を無くしたいと心の中で願うだけではなく、戦争を無くすために、過去から学び、実際に行動に移していく」という学びを語られ、「今ある幸せに日々感謝し、多くの人に平和を伝えていきたいと思います」という力強い言葉で、その報告を締めくくって下さいました。
当日はヌーンサービスが開始されたその時、突然に雨が降り出し、広島平和礼拝報告が語り終えられるのを待っていたかのように、礼拝後に雨は上がりました。
思えば、今年の8月5日から6日の原爆記念日も、広島には雨が降り続き、当初予定していた広島平和旅行全体のスケジュールの変更が余儀なくされましたが、
未だ記憶に新しい74人が犠牲者となった「広島土砂災害」が発生したのは、わずか、2週間後のことでした。
いつも晴天、であることが当たり前でないように「私たちの今の平和も、決して当たり前のことではない」。そんな大切な気づきを与えられた広島平和礼拝報告(1)のヌーン・サービスでした。
「平和を実現する人々は幸いである。その人たちは神の子と呼ばれる」
(マタイによる福音書 5章9節)
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