2017年 「ヒロシマ・平和の千羽鶴」 奉献報告
本年も7月からの~平和祈祷週間~で、本学学生・教職員の皆さまに御協力を頂いた平和の千羽鶴を、8月5日(土)広島平和公園の「原爆の子の像」へ奉献をいたしました。原爆の子の像の周りには、世界中から奉献された平和の千羽鶴を収めるブースがあり。本学の代表学生8名は、そのブースに神戸松蔭から持参した千羽鶴を奉献しました。「マザーテレサも広島平和公園を訪問されたんですよ。小さな祈り鶴かもしれませんが、一人一人の平和への祈りを込めて、御協力下さい。平和の千羽鶴にして、学生代表が今年も広島に届けます。」という「神戸松蔭とキリスト教」の講義内での呼びかけに、新入生全員が、協力をし、参加学生たちが束ね、書道部による短冊で飾られた神戸松蔭・平和の千羽鶴です。
原爆の子の像の前では、参加者一同で、平和のためのお祈りをお捧げしました。黙祷の後、「キリストの平和」の聖歌を歌い、学内で配布した折り紙に印刷されていた教皇ヨハネ・パウロ2世が、広島訪問の時に語られたメッセージを共に分かち合いました。
戦争は「人間の仕業(しわざ)」です。戦争は人間の生命を奪います。
戦争は死そのものです。過去を振り返ることは、将来に対する責任を担うことです。
広島を考えることは、核戦争を拒否することです。
広島を考えることは、平和に対しての責任を取ることです。
(広島平和公園 原爆資料館 教皇 ヨハネ・パウロ2世)
「一緒に広島に連れていって」と郡司院長(キリスト教センター常任委員)から託された折り紙も、学生と一緒です。日程の関係で、本年は日帰りのスケジュールとなりましたが、原爆ドームを眺む広島平和公園で、参加学生たちは~平和~についてのそれぞれの学びを深めることのできた2017年の広島平和旅行となりました。キリストの平和。
《 尚、10月のヌーンサービスで、参加学生による学内報告会を予定しています 》
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