2024年度イースター礼拝を行いました。
5月23日(木)、少し暑さを感じる中、マグダレンチャペル前にて、今年の「イースター(復活祭)礼拝」が行われました。
本学宗教主事の木鎌耕一郎先生は、メッセージの中で、『日本語に「草葉の陰」という言葉があるように、日本人の多くは、何らかの仕方でその人の存在が存続しているという死生観をもっていると考えることができます。(※草葉の陰:亡くなった人のいる場所、つまり「あの世」を婉曲的に表現した言葉)そのことから、「復活」というキリスト教の死生観は、決して理解の及ばない遠いものではなく、案外、近しい考え方ではないか』と語られました。そして最後に『復活祭は新しい生命のはじまりです。イースター礼拝を通して、皆さんも新しいはじまりがおとずれますように。イースターだけに、いいスタートとなりますように。』というエールを送られました。
礼拝の最後には、ハンドベルのきれいで、美しい音色に、心が安らぎました。
礼拝後、参加者の皆様にイースターのお祝いとして、篠原南町の「パティスリーキタムラ」特製の、イースターバニーにかたどったクッキーとイースタエッグにかたどったお菓子の詰め合わせがチャペル奉仕学生グループの皆さんによって贈られました。
わたしたちは洗礼によってキリストと共に葬られ、その死にあずかるものとなりました。それは、キリストが御父の栄光によって死者の中から復活させられたように、わたしたちも新しい命に生きるためなのです。もし、わたしたちがキリストと一体になってその死の姿にあやかるならば、その復活の姿にもあやかれるでしょう。 (ローマの信徒への手紙6:4-5)
| 固定リンク