講座概要:オーケストラでもピリオド奏法による演奏を要求される機会の増えてきた昨今、古楽の知識はプロフェッショナルな奏者には欠かせないものとなりつつあります。バロックヴァイオリンに触れて、古くて新しい表現方法を体験してみませんか?
日 時:2010年10月23日(土)午前10時~午後1時
対 象:原則として音大生、音大卒業生、またはそれに準じる方が対象ですが、人数に余裕があればアマチュアの方の参加も可能です。また、聴講のみの参加も可能です。
楽 器:なるべく裸のガット弦を張った楽器を用意してください。楽器そのものはモダンの楽器でもかまいません。肩当てとあご当ては使いません。
課題曲:①ジェミニアーニ:The Art of playing violin (1751)よりEssempio IX
②コレルリ:ヴァイオリンソナタ集Op.Ⅴ(1700)より任意の一曲、または
ヘンデル:ヴァイオリンソナタHWV358、359a、361、364a、371のうち任意の一曲
*楽譜はなるべくモダンの校訂の入っていないものが望ましいです。
課題曲①はこちら
内 容:ガット弦を鳴らすには
ボウイングの特徴
音律について ets.
ヴィブラートについて
ポジション移動
装飾
etc.
※ガット弦はMusica Antiqua Shonan ムジカ・アンティカ・ショーナン
http://coastaltrading.biz/index.html で購入できます。
講 師:大津 睦(バロックヴァイオリン)
桐朋女子高校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部卒業。ヴァイオリンを石井志都子氏に師事。在学中よりヴィオラ及び古楽演奏に興味を持ち、’83~’84年アメリカ・ロスアンジェルスに留学、ヴィオラを故ミルトン・トーマス氏に師事。
’81~’91年まで神戸室内合奏団(現・神戸市室内合奏団)ソロ奏者。第21回民音室内楽コンクールでは齋藤秀雄賞を受賞した。また、'87~'89年オランダに留学、アムステルダムのスウェーリンク音楽院でルーシー・ファン・ダール氏にバロックヴァイオリン及びバロックヴィオラを学んだ。ラ・プティット・バンド、レザール・フロリサンなどのヨーロッパ各地での演奏会・レコーディングに参加、帰国後は東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ、バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカなど国内の古楽オーケストラのプロジェクトに参加。結婚後関西に移り、室内楽を中心として演奏活動を行っている。
受講料:5,000円(当日お支払ください) 定 員:3名 先着順
聴講料:2,000円(当日お支払ください)
受講申込方法:ファックス、電子メール、あるいは郵便にて、以下の事項をご記入の上、10月20日(水)までに、お申し込みください。
① 氏名(ふりがな)
② 郵便番号・住所
③ 電話番号
④ ファックス番号
⑤ 携帯電話番号
⑥ 性別
⑦ 年齢
⑧ 音楽歴(教育機関、師事した先生など)
⑨ 質問等(あれば)
聴講申込方法:お電話、ファックス、電子メール、あるいは郵便にて、住所、氏名、電話番号を明記の上、10月22日(金)までにお申し込みください。
お申し込み・お問い合わせ
神戸松蔭女子学院大学 宗教センター
657-0015 神戸市灘区篠原伯母野山町1-2-1
℡078-882-6124 FAX078-882-6136