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2015年6月16日 (火)

私立大学図書館協会『学習支援プロジェクト』に参加しました!

2015年5月30日(土)、図書館サポーターの学生3名と職員2名で、武庫川女子大学附属図書館中央図書館2階グローバル・スタジオで開催された「私立大学図書館協会『学習支援プロジェクト』×『書物復権』大学図書館と出版社の現場から」に参加しました。

第1部は、大阪芸術大学、京都産業大学、近畿大学、神戸女学院大学、武庫川女子大学、桃山学院大学、立命館大学の7大学の図書館における学生スタッフの取り組みをまとめたポスター発表でした。
どの大学も、もっと学生に図書館を利用してもらいたいという熱い思いが伝わってくる発表内容でした。その中でも特に印象に残った取り組みは、借りた本を入れるバックの制作(試作品)、障がい者のためのフォトストーリーLLブックやフリーペーパーの制作、イラストレーターで制作したインパクトのある展示ポスターなど、学科の特色を生かした取り組みでした。
また、大学院生によるレポートや論文作成のアドバイスを行うライティング支援、インターンシップのような位置づけで活動している学生スタッフ等など、図書館運営を学生目線からサポートする活動も印象的でした。

第2部は、出版社の方々のパネルディスカッションで、「本はどのように作られ、そして読者へ届くのか~出版者の現場:企画から営業・販売まで」というテーマで、編集者と営業というそれぞれのお立場から、本についてのお話を伺うことができました。身近なようであまり接する機会がない出版社と図書館。本に携わるあらゆる業種との関係を「文化の配達人」と位置づけて、著者から読者の手に渡るまでのプロセスをお話してくださいました。その中で、図書館の役割は「本と出会う場としての図書館」であり続けることの大切さを再認識しました。

その後の交流会では、参加した3名のサポーターは、事前に作成していた名刺を交換し他大学との意見交流を楽しんでいました。

今回参加してみて、学生スタッフの図書館を思う気持ちが伝わってきて、図書館のあり方を模索しながらも活動している姿に感動しました。また、出版社の方々からお話を聞く機会はなかなかないので貴重な経験ができました。

発表された各大学図書館の多岐にわたる活動に感化された本学図書館サポーター。「本と出会う場としての図書館」であるために、より多くの学生に図書館の魅力を知ってもらえるよう活動の場を広げて行けたらと思います。

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