2023年9月11日 (月)

【学会体験記】岡山の学会にお一人様で行ってみた

はじめまして、修士1Kです。私は、826日から827日に、岡山県の川崎医療福祉大学で行われた、2023年度日本ブリーフサイコセラピー学会大会に参加したので、その時の体験をまとめたいと思います!
学会というものには、以前1度だけスタッフ側として参加させていただいたことがあったので、雰囲気は何となく知っているつもりでした。それでも、岡山へ行く前日には、大学院に入学してはじめての学会参加、そして一泊ではあるけれど初めてのおひとり様旅行ということもあり緊張(わくわく?)していました。
そして、当日の朝、新幹線から電車を乗り継ぎ会場の最寄り駅に降り立った私は、緊張でぎこちない歩き方になりながらなんとか会場へ向かいました。やっとたどりついた会場では、受付が始まって10分程度しか経っていないのにすでに長蛇の列。学会というものはこんなにも多くの人が参加するものなのか、と改めて事の重大さに驚きつつ私の受付の番。「K先生ですね。」

私が…「先生」⁉
と、まだまだ未熟な一学生の私のことを、どの受付でも「先生」と呼んでくださっていたのが、申し訳なくもありましたが、参加者として本物の先生から色々と勉強させていただこうと気を引き締めるきっかけにもなりました。
会場では、コロナ明けということもあるのか、先生同士が顔を合わせる度に「久しぶり!」「○○以来ですね」などと声を掛け合っているのが印象的でした。このように学会は、勉強の場だけではなく、交流の場でもあるようです。実際に私も各プログラムの間やお昼休みなど、ちょっとした時間に少しお話をしたり、名刺交換したりして仲良くしていただいた方もいらっしゃったので、次回はこの先生方のように「久しぶり」なんて言っていたりするかも…
また忘れてはいけないのは、勉強の場ということ。今回の学会では、私はシンポジウムや演題発表、ワークショップなど、プログラムに万遍なく参加できたと思います。シンポジウムって何?状態で参加しましたが、どのプログラムも、そんな些末なこと知らなくても良いと思うくらい学べることばかりでもっと勉強しなければ、とやる気スイッチが入りました!
最後に今回の反省点としては、多々ありますがその中で一番の反省はやはり事前に本を読んでおかなかったことだと思います。本を読むことはもちろん勉強になりますが、本の著者を知っておくことが大切だと感じました。それは、その著者に実際にお目にかかれることが多いというのが学会の特徴だから。実際に、2日間の間で「あ、この名前見たことある」とか、周囲の方のお話から「この先生、この本書いた方なんだ」などと判明し、いつの間にか自分がレッドカーペットのど真ん中にいたのだと気づいたときには、学会前日の緊張が再来しました()
次回は、916日から3日間福岡で開催される日本家族療法学会大会にも参加する予定なので、今回の反省を生かして向かいたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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2023年9月 4日 (月)

2023年神戸松蔭オープンキャンパス通信 ☆第5号☆

心理学科4年の西川です。
829日に開催された松蔭高校向けオープンキャンパスについて、ご報告いたします。

今回の模擬授業は、大和田攝子先生による「自分の心のクセを知ろう」というものでした。
自分の心のクセや行動パターンを知ることは、他者との人間関係の持ち方を客観的に見つめるきっかけとなります。模擬授業には大勢の高校生の方が来てくださり、とても楽しそうに心理テストを体験していただきました。

後半の座談会では、高校生の皆さんが疑問に思っていることや聞いてみたいことを、ざっくばらんに質問していただき、心理学科の学生や教員がそれに答えるという形式で終始和やかに進みました。高校生の皆さんは、頷きながら熱心に話を聞いてくださったので、とても話しやすく嬉しかったです。

オープンキャンパスでは、大学での学びやキャンパスライフ、卒業後の進路など幅広く紹介しています。神戸松蔭の心理学科に興味のある方は、是非オープンキャンパスに遊びに来てください!皆さんのご参加を心からお待ちしております!

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2023年9月 1日 (金)

2023年神戸松蔭オープンキャンパス通信 ☆第4号☆

文学研究科心理学専攻2年の荒木です。
8/27日に開催された第3回オープンキャンパスについて、ご報告します。

今回の模擬授業は、私のゼミ担当教員であり、(目と鼻と口の数が)福山雅治にそっくりな中村博文先生による「夢の心理学」というものでした。
昔、夢は現実と明確に区別されておらず、「神仏と人がコミュニケーションをとるための媒体」として捉えられていました。その後、近代以降は夢に対する関心は科学的なものとなり、「その人の心身が関係してあらわれるのが夢」と捉えられるようになりました。今回の模擬授業では、夢を「レム睡眠中に見るもの」、「情報処理過程が反映されたもの」、「意識的・無意識的な心の状態が表れているもの」といった3つの異なる心理学の視点から見ることで、自分の心が反映された夢の世界と、自分自身について改めて考えることができました。神託や夢占いに関するお話もあって、面白かったです!!
学科ブースには、今回も大勢の方が来てくださいました!
ブースでは、心理学科の学びを紹介しています。「知覚の心理学~あなたの香りはどれですか?~」というコーナーでは、同じ香りに対しても人によって心の動きが異なる、という香りの効果を体験することができます。フローラル系・ハーブ系・スパイス系の3種類の香りをかいで、リラックス・リフレッシュ・意欲向上のどれに当てはまるのかを選びます。松蔭の大学院修了生の方が監修した実験で、短時間で気軽に参加できます。「五感を通して外界からの刺激を受け取り意味づける心のはたらき」について、ぜひ学んでみてください♪
私たちが香りをかいだとき、それがどのように感じられるかということには、実は「心」が関係しています。心理学科では、このような身近にあることと「心」の関係について、授業や実験を通して学ぶことができます。興味のある方は、ぜひ松蔭で一緒に心理学を学びましょう!
次回のオープンキャンパスは324日です! みなさまのご参加をお待ちしております!!

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2023年8月30日 (水)

第62回全日本学生選抜競技ダンス選手権大会 モダンの部で総合優勝しました

7月2日(日)、第62回全日本学生選抜競技ダンス選手権大会が開催されました。
この大会は、約100組が出場する学生競技ダンスの全国大会です。

提携校である神戸大学の競技ダンス部GreenBacksに所属する心理学科4年の古川一葉さんが、神戸大学のリーダーとペアを組んで、見事ボールルームクイーン賞(女性がとる賞です!)を受賞しました!!!

ちなみに昨年も、神戸大学のリーダーとペアを組んだ本学学生が総合優勝し、なんと2連覇です✌

これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします!

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2023年8月22日 (火)

修了生が登壇した日本心理臨床学会の広報動画がリバイバル上映されています

日本心理臨床学会が心理職を目指す方や関心のある方向けて作成した広報動画が、好評につきリバイバル上映されています。この動画には、大学院心理学専攻修了生の浅井映美子さん、ならびに昨年度まで人間科学部心理学科に在籍されていた榊原元准教授が登壇されています。浅井さんは現在、大阪大学大学院連合小児発達学研究科附属子どものこころの分子統御機構研究センター、および大阪府のキンダーカウンセラーとして活躍されています。
動画は3種類あり、「心理職の仕事」「高校生からの質問」「若手の語る日本心理臨床学会の魅力」についてわかりやすく伝える内容です。
心理学専攻修了生の浅井映美子さんは、榊原元准教授とともに「若手の語る日本心理臨床学会の魅力」に登壇し、学会の魅力について語っています。
動画は9月21日まで視聴可能です。この機会に是非ご覧ください。
https://www.ajcp.info/conf/41/

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2023年8月21日 (月)

ゼミ紹介~黒崎ゼミ~

黒崎ゼミ3年の嘉瀬です。
今回は私の所属する黒崎ゼミの活動を紹介します。
私たちは、前期の2/3程度の期間を費やして、プロジェクト学習に取り組んできました。
そこで共通のテーマとして「人はなぜ争うのか」を選び、社会課題の研究から始め、各グループで興味を持った課題に取り組み、最終的にその成果を発表しました。

私のグループでは、意見の対立により争いに繋がるという仮説からデモ行動を取り上げ、文献やインターネット上の書き込みなどを分析しました。調査の結果、デモ行動の背後には社会格差の拡大や個人主義志向が強いといった国民性が影響していることが分かりました。

他のグループでは、DV・ストーカー、いじめ、炎上などの社会課題に焦点を当てました。これらの問題に共通して見られたのは、加害者が自身の行動を自覚していないことであり、その結果、厳罰化を求める動きや正義感を主張する人々の増加が見られることでした。

そして後半の期間では、各自が卒業研究のテーマを模索し、最終回のゼミで候補を発表しました。そこで私は「被害者/加害者家族への社会的批判の理由」と「人々がなぜ洗脳されるのか」というテーマを検討しました。
夏休み中に、これらのテーマについて更に調査を進め、最終的なテーマを決定したいと考えています。

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2023年8月10日 (木)

2023年神戸松蔭オープンキャンパス通信 ☆第3号☆

文学研究科心理学専攻(大学院修士課程)1年の古賀さくらです。
86日に開催された第3回オープンキャンパスについて、ご報告いたします。

心理学科のブースには23名の高校生の方と、その保護者の方が来てくださいました。特に近くの体験コーナーが人気で、皆さん盛り上がってらっしゃいました。心理学に興味を持っていただけたようでうれしかったです。「心理学っておもしろいね」とおっしゃっていただけたことが印象に残っています。

今回の模擬授業は坂本先生による「人はなぜ会話で癒されるのか」というものでした。
人が会話によってどのように癒されるのか、実際のカウンセリングではどのように考えられているのか、などについての内容でした。人の悩みの多くは人間関係によって起こるけれど、その悩みも人間関係(カウンセリングなど)によって解決するということが興味深かったです。

学科ブースでは、心理学科の学びを紹介しています。「心理学の名言」コーナーでは、心理学科教員による様々な心理学の名言をクイズ形式で紹介しています。例えば、「ストレスは人生の〇〇〇〇である」。○の中に入る言葉が何かわかりますか?答えはオープンキャンパスに来て確認してみてください♪

オープンキャンパスでは、私たちが大学で学んでいること、キャンパスライフ、卒業後についてまで幅広く紹介しています。神戸松蔭の心理学科に興味のある方は是非一度オープンキャンパスにいらしてください!一緒に心理学を学びましょう!
次回のオープンキャンパスは827日です。みなさんのご参加を心からお待ちしております!

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2023年8月 9日 (水)

2023年度修士論文中間報告会

83日(木)に大学院文学研究科心理学専攻の修士論文中間報告会が行われました。今年度は6名が発表しました。

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今年度も学会(学術大会)の口頭発表と同様の形式で実施され、各発表者によるプレゼンテーションのあと、その内容に関する質疑応答の時間が設けられました。

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発表や質疑応答を通して、それぞれの研究がさらに洗練されていき、より有益なものへとなっていくことを期待しています。
発表者の皆さん、お疲れさまでした。

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2023年8月 7日 (月)

[8/19(土)]「こどもまつり in 神戸松蔭女子学院大学」

819日(土)、本学5号館地下1階「千と勢サロン」にて「こどもまつり」が開催されます。
3歳~小学生対象、楽しいイベントいっぱいの「おたのしみ」コーナーは要予約。
こども服のリユース交換会「こども服マツクロ」は予約不要で参加できます。
心理学科教員もマツクロに参加しています。
お子様と一緒にぜひ神戸松蔭にお越しください。

本学サイトのお知らせ
https://www.shoin.ac.jp/event/2023/08/003611.html

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2023年7月31日 (月)

大学院心理学専攻進学説明会を開催しました

723()14時から15時半、大学院心理学専攻進学説明会を開催しました。
対面と遠隔、合わせて20名以上の方にご参加をいただきました。
第二部の個別相談にも多くの方が参加され、教員や大学院生に熱心に質問をしてくださいました。
当日はオープンキャンパスも開催中で賑やかな大学でした。対面で参加をいただいた方には、大学の雰囲気も感じていただけたのではないかと思います。
説明会に参加してくださったみなさま、ありがとうございました。
説明会は終了しましたが、専攻へのご質問や研究室訪問などは随時受け付けております。
お気軽にお問い合わせください。

問い合わせ先:大学院共同研究室
psychol@shoin.ac.jp

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