『暮らしの中のカウンセリング入門』が出版されました
『暮らしの中のカウンセリング入門
-心の問題を理解するための最初歩-』
神戸松蔭女子学院大学人間科学部心理学科(編)
北大路書房
本日7月25日、神戸松蔭女子学院大学の心理学系教員が執筆した本が出版されました!
本書は神戸松蔭女子学院大学の教員スタッフがそれぞれの専門的立場からカウンセリングについてできるだけわかりやすく解説したものです。本書を通してカウンセリングというものを身近に感じていただくとともに、読者の皆さんが少しでも生きやすくなるためのお手伝いができればと願っております。
また、臨床心理学以外の基礎心理学の観点からも、よりよく生きるための方策を提案しています。特に大学生や高校生の皆さんに、心理学は面白くて役に立つ学問であるということを知っていただき、これから心理学を学ぶ一つのきっかけになればと考えています。
【目次(執筆者)】
第1章 カウンセリングでは何をするの?
1節 カウンセリングが役に立つわけ(坂本真佐哉)
2節 カウンセリングの基本的なスタイル(中村博文)
第2章 いろいろなカウンセリングのスタイル
1節 自己を見つめ直すカウンセリングI 無意識の探求(中村)
2節 自己を見つめ直すカウンセリングII 集団の力を借りて(黒崎優美)
3節 人間関係を見つめ直すカウンセリング(安達圭一郎)
4節 家族とともに問題を解決するカウンセリング(坂本)
5節 トラウマを癒すカウンセリング(大和田攝子)
6節 子どもたちを元気にするカウンセリング(榊原久直)
第3章 カウンセリングが教えてくれる困ったときのヒント
1節 気持ちが落ち込んでやる気が起きないとき(安達)
2節 子どもが学校に行けなくなってしまったとき(坂本)
3節 子どもの発達が気になったとき(榊原)
4節 食事の問題を抱えてしまったとき(安達)
5節 大きな不安に襲われるようになってしまったとき(黒崎)
6節 大切な誰かを亡くしたとき(大和田)
第4章 心の科学が教えてくれる元気になる方法
1節 笑って健康に(藤本浩一)
2節 「欲求」との付き合い方(待田昌二)
3節 「我慢」は悪いことばかりではない(久津木文)
4節 「自分(私)のため」と「人(公)のため」のバランスを
―ジェンダー・パーソナリティから考える(土肥伊都子)
第5章 カウンセラーはどんな訓練を受けてきたの?
1節 臨床心理士と精神科医の違い(安達)
2節 カウンセラーになるための訓練(大和田)
3節 カウンセラーが守るべきこと(倫理的事項)(中村)
4節 カウンセリングの研究(黒崎)
この本が多くの皆さまに寄り添う本となりますように。
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