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2017年2月

2017年2月23日 (木)

2016年度修士論文公聴会

去る216日、2016年度の修士論文公聴会が行われました。

4名の臨床心理学コース修了予定者が、パワーポイントを使った口頭発表を行いました。

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その後、別に用意したパネルの前で、聴衆との間でのディスカッションが行われました。

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公聴会には、教員、大学院生に加えて、来年度の大学院入学予定者や、心理学科の学部生も参加しており、熱心な質疑応答が行われていました。

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公聴会が終了すれば、長かった修士論文研究も、とりあえず一段落です。みなほっとした表情を見せていました。

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みなさん、お疲れ様でした。

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2017年2月20日 (月)

卒論発表会をおこないました

26日(月)34限目に、心理学科の卒論発表会をおこないました。
各ゼミから選出された代表18組が、パワーポイントを使って卒業研究の内容を発表しました。当日は、心理学科34年生全員が参加し、各発表について評価と投票をおこないました。卒業式(320)の後に集計結果を発表し、優秀発表への表彰をおこなう予定です。

学科全体のイベントとしては2回目となった卒論発表会ですが、代表の学生は共に卒業論文を書き上げた仲間たちに見守られながら、150名もの学生と全教員の前で緊張しながらも生き生きとしたプレゼンテーションを見せてくれました。どの発表も、各自の興味・関心やそれぞれのゼミのカラーが心理学的研究のなかに明確に位置づけられていることが伝わるような素敵な発表が多く見られました。

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4年生の一人ひとりが学生生活の中で学んできたこと、大切にしてきたこと、努力してきたことを、卒業論文の作成、そしてゼミ内発表や今回の全体発表を通してまとめ上げ、“その人らしさ”が詰まった学びの結晶が今年も沢山完成しました。

そうして学んだことや、人の心の動きについて考える姿勢は、きっとこれからの社会での生活の中でも役立つ財産になることだと確信しています。

フロアから仲間たちの発表を応援した4年生の学生からは「6分間という短い発表時間にもかかわらず、しっかりとまとまっていて、内容の濃い発表だったと感じました!」といった声が聞かれました。
また、卒業論文の提出が1年後に迫った3年生の学生からは「これからの卒論に対する不安を抱える中で参加した卒論発表会はとても貴重な時間となりました。興味深い研究が多く、今後の自分自身の研究への意欲を高めることができました。」といった感想が届いています。
このイベントから得たものを、4年生たちはこれからの社会人としての仕事の中や大学院生としての研究活動の中で、3年生たちはそれぞれの卒業研究に活かしてもらいたいと思います。

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各発表内容は、下記のとおりです。
「大学生における周囲との関わり合いとストレスについて」
「保育園に通う子どもをもつ父親の育児参加の要因についての研究」
「これから親になる世代の子ども観から見る虐待に関しての認識の研究」
「音楽による癒し効果に関する研究」
「シャーデンフロイデ発生(喚起)に関与する要因の検討 -他者理解の視点から-」
「グルメサイトを介しての意思決定に性格傾向が及ぼす影響についての研究」
「海外旅行先選好と海外旅行先イメージに関する研究」
「女子大学生における、まじめさと買い物依存症の関連について」
「双生児の Twin language と社会性の発達の関係」
「いじめ経験の有無がスクールカーストとどのように関連しているか」
「ストレスの自覚の有無による食物選択の違い」
「養育経験が反抗期に与える影響と反抗期による現在の親への態度の違い」
「ヴィジュアル系はなぜ閉鎖的な存在になってしまったのか -原子価論に基づく実証的研究-」
「女子大学生の青年期前期に抱えた問題を乗り越える過程の一考察 -愛着スタイルの視点から-」
「女性経営者の心理的ストレスについて」
「色彩による印象形成とジェンダー・タイプの関連性 -ピンク色と青色のステレオタイプ色を用いて-」
「社交不安障害傾向とパーソナリティ傾向の関連性について - Big Five の観点から-」
「欺瞞時に生じる感情と非言語的行動の変化」

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2017年2月13日 (月)

2016年度心理学科ピア活動報告会

心理学科ピアメンバーの友藤です。26日に心理学科ピア活動報告会を行いました。

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平成28年度はピアの4つの班それぞれが学科内、学科外との交流を深めることを目的として、3,4年生をゲストにお呼びしたゼミ紹介イベント、心理学の知識を学べるビンゴ大会、心理テストの体験学習会、バトミントンを用いた交流会などを実施しました。
もちろん反省点も出てきましたが、班内で反省点を出し合い、今後に活かせるようピア全員で情報共有を行いました。

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私たち学生が一から企画し、プレゼンを行い活動する。このような機会は滅多にありません。学生でも社会人でも求められる、計画性や実行力、積極性を身につけられる素晴らしい機会でした。

先輩や後輩とも親しくなれ、先輩から学び、後輩へ教える。そのようなサイクルを作ることによって、これから学ぼうとしている後輩や新入生の不安を取り除けます。そのような関係を築いていける学科ピアの活動は、自分自身をも成長させる絶好機だと感じました。


<担当教員からひとこと>
今年度も各班、さまざまな活動を非常にがんばってくれました。A班とC班に学科から課外活動賞(ピア班活動賞)が授与されました。A班は、班メンバー間での情報共有を上手に行い、オープンキャンパスで使用する資料の作成や、昨年度よりバージョンアップしたゼミ紹介会を主催した点が評価されました。C班は、学科の学生だけでなく他学科の学生にも心理学科の学びの魅力を伝える勉強会を行った点が評価されました。
グループで物事を動かすのは非常に難しいことです。学科ピア活動を通してさまざまなことを学んで欲しいと思います。

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実は、まだ課外活動賞(個人賞)の発表が残っています。4年生は卒業式後の学科の集まりで、そして他学年は各学年のガイダンスで発表をします。お楽しみに♪

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