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2017年3月

2017年3月31日 (金)

2016年度心理学科表彰③ 資格取得賞

【平成28年度心理学科表彰 その3~資格取得賞~】
在学期間に様々な資格の勉強をして、多くの資格を取得した4年生の中から首藤尚恵さん、高田早紀さんの2名が「心理学科資格賞」を受賞しました。

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心理学検定(1級)、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)、医療事務管理者、秘書検定、ファイナンシャル・プランニング技能検定、語彙・読解力検定、英語検定、漢字検定、など、本学の資格サポートオフィスの開講講座を活用しつつ、自主的に様々な資格を取得し、就職活動に活用したようです。

受賞者のみなさん、本当におめでとうございました!!
心理学研究や課外活動、資格取得など、こうした取り組みに関心をもった人は、ぜひとも新年度の学生生活に1つ取り入れてみてはいかがでしょうか!きっと何か大切なものに出会えるはずです。
受賞者以外にも様々な活動に全力で取り組む学生は大勢いますので、またそういった学生たちの取り組みも今後紹介していけたらと思います♪

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2017年3月30日 (木)

2016年度心理学科表彰② 課外活動賞

【平成28年度心理学科表彰 その2~課外活動賞~】
学内外にて様々なボランティア活動や研修活動に取り組んだ学生を表彰し、以下の4名が「課外活動賞(個人賞)」を受賞しました。

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吉川つつみさん(4年生):子どもの臨床研究会の活動を通して、神戸市の児童センターの療育活動に積極的に参加するとともに、心理学科ピアの活動を4年生の最後の最後まで精力的に行いました。

山名翠さん(3年生):心理学科ピアの実働部隊の中心的存在として、グランフロント大阪での心理学科イベントやオープンキャンパススタッフなど心理学科の魅力を精力的に伝えました。

因由莉恵さん(3年生):聖歌隊の活動を熱心に行い、様々な学内外での行事に真摯に取り組みました。また、吉川さんと同じく、ほぼ毎週末開かれる児童センターでの療育活動にもボランティアスタッフとして参加しました。

友藤公美さん(2年生):学内の書道部にて副部長として活動に従事しました。今年度は三宮での書道作品展も実施し、精力的に活動を行っていました。また、オープンキャンパススタッフとしても活動していました。

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2017年3月29日 (水)

2016年度心理学科表彰① 卒論発表賞

新年度の生活を始める前に、心理学科に所属する学生が平成28年度の1年間に取り組んだ学内外の様々な活動に関する表彰が行われましたので紹介したいと思います。

【平成28年度心理学科表彰 その1~卒論発表賞~】
卒論発表会の中で行われた教員や学生による投票の結果、以下の3名がそれぞれの賞を表彰されました。(※受賞者の名前の後の「」内は発表のタイトルとなっています。)

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①卒論優秀発表賞:吉川つつみさん「女子大学生の青年期前期に抱えた問題を乗り越える過程の一考察 ―愛着スタイルの視点から―」
 …愛着スタイルという1つの心理学的キーワードの視点から、困難な場面の乗り越え方に関してアンケート調査と個別のインタビュー調査という2部構成で研究を行ったという熱心さが高く評価されました。

②学生特別賞:検見崎仁美さん「女子大学生における、まじめさと買い物依存症の関連について」
 …買い物依存という多くの学生にとって関心のあるテーマに関する研究であり、当日のプレゼンテーションでのフロアをひきつける雰囲気作りが学生たちにとても好評でした。

③インパクト賞:橋本ちはるさん「欺瞞(ぎまん)時に生じる感情と非言語的行動の変化」
 …嘘をつく場面を観察するという実験のデザインが興味深く、高校生や心理学を学びだしたばかりの下級生にも関心を持ちやすい発表だったと好評でした。

また、おしくも賞を逃したものの、各ゼミから代表として選出された卒論発表会の他の発表者17名にも卒論発表賞が表彰されました。

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2017年3月24日 (金)

2016年度学位記授与式

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320日に2016年度学位記授与式が行われました。
心理学科卒業生に“学士”の、文学研究科心理学専攻修了生に“修士”の学位が与えられました。

心理学科卒業生は一般企業へ就職する人、心理専門職である臨床心理士を目指し大学院へ進学する人、専門学校に進学する人など、行く先は様々ですが、皆、人生の新たなステージへと踏み出すことになります。
これから踏み出す世界では、時にこれまでよりも辛く大変なことが待ちかまえているかもしれません。また、時にこれまでよりも自由な世界かもしれません。在学生活の中で学んだ様々な知識や、卒業研究や部活動・課外活動など何かをやりきったという経験を胸に、これからも自らの足で進み続けていってください。
そして困った時には、またいつでも帰ってきてください。

心理学専攻修了生は来秋に臨床心理士資格審査が控えていますが、臨床家また研究者としてこれからも研鑽を積んでいただきたいと思います。教員一同も、これからは対等な専門家として共に学んでいきたいと考えています。

卒業生、修了生のみなさん、
神戸松蔭女子学院大学・大学院はみなさんにとって母校です。みなさん一人ひとりの今後の活躍を、ぜひ私たちやみなさんの後輩に教えてください。楽しみにお待ちしております。
ご卒業おめでとうございます。

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2017年3月17日 (金)

「灘区 大学と連携したまちづくりチャレンジ事業助成活動」報告会に出席しました

心理学科3年の中山・高阪です。215日(水)、松蔭大学会館コミュニティルームで行われた「灘区 大学と連携したまちづくりチャレンジ事業助成活動」報告会に出席しました。私たちは、心理学科生を中心に構成される地域活動団体LINKs1年間の活動報告を行いました。

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今年度LINKsは、放課後児童クラブ稗田コーナーを利用する約50名の子どもさんと一緒に活動を行いました。まず、夏休み企画として、子どもさんが描いた好きな絵をもとに「世界に一つだけのオリジナル缶バッジ」を作りました。さらに、秋から冬にかけて、灘区の魅力を発信する缶バッジを作成しました。うり坊、日本酒、王子動物園など、私たちが考えた10種類のデザイン案を元に、子どもが色を塗って完成させるイラストを作成しました。イラストのデザインは、2014年度心理学科卒業生で、現在グラフィックデザイナーとして活躍する金城莉世さんにお願いしました。児童クラブの活動時間を使って子どもさんに着色してもらい、1点モノのバッジを計100個ほど作りました。完成したバッジは、説明書を同封し、六甲山牧場、六甲ケーブル下駅、灘区役所に置かせていただき、観光客や地元の方にお配りしました。

私たちがこの活動を通して学んだことは3つあります。
一つ目は、学童クラブの現状についてです。子どもの人数に対して場所や人材の確保が困難な現状を目の当たりにし、また指導員の先生方から教えていただくなかで、私たち学生でも力になれることを見つけ、動く必要があると感じました。
二つ目は、子どもとの距離感です。ただ一緒に遊ぶだけではなく、時に厳しく指導したり子ども同士のケンカの仲裁に入ったりしなければなりませんでしたが、活動を通じて子どもとの距離感を学ぶとともに、子どもたちの成長を垣間見ることができ、嬉しく思いました。
三つ目は、主体的に行動することの面白さです。これまでの活動は先生が中心となっていたものが多く、一から自分たちで何か考え、活動する機会というのは、あまりありませんでした。しかし、今回の活動は、アイデアを出し合ったり、実際に六甲山牧場などに足を運んで缶バッジを置いてもらえるよう交渉したりと、学生個々人が主体的に行動して成り立ったものでした。だからこそ、缶バッジを受け取ってもらえたときの嬉しさというのは、今までやってきた活動のものと比べ、本当に格別なものでしたし、一から自分たちで何かするというのはすごく大変でしたが、すごく楽しい!ということを心から実感することができました。

現在も、一部の学生がボランティアやアルバイトとして児童クラブでの活動を継続しています。児童クラブの子どもさんと指導員の先生方、また灘区まちづくり課や同社会福祉協議会など多くの方に支えられ活動をおこなうことができました。この場を借りて感謝申し上げます。

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2017年3月13日 (月)

この本がおすすめ!★第2弾★

「人狼ゲームで学ぶコミュニケーションの心理学」
丹野宏昭・児玉健著 新曜社
本学図書館所蔵)

人狼ゲームはテレビでも行われていたので知っている人も多いでしょうが、参加者(村人)の中に混じる狼役(人狼)を探し出すゲームです。全員で会議を行い多数決で人狼を決めます。

この本は、人狼ゲームのプロが人狼ゲームのルールや会議でのやり取りの例やテクニックを紹介し、心理学者がゲームで必要な、嘘と嘘の見破り、会議での説得について解説した本です。心理学的に解説している部分は、ズバリ嘘が見破れるとか、相手を思い通りに操れるといった書き方ではなく、根拠のある研究結果を、参考にした文献も示して紹介しています。

わかりやすく書かれていますので心理学の入門書として適しています。人狼ゲームのルールの解説は、関心に応じて適当に読み飛ばしてもよいでしょう。

(紹介者 心理学科教員 待田)

この本がおすすめ!★第1弾★はこちら →

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