« 2017年8月 | トップページ | 2017年10月 »

2017年9月

2017年9月20日 (水)

坂本真佐哉教授が日本ブリーフサイコセラピー学会の学会賞を受賞!

本学心理学科の坂本真佐哉教授が、日本ブリーフサイコセラピー学会の学会賞を受賞されたそうですので、ちょっとインタビューしてみましょう。

受賞おめでとうございます。

ありがとうございます。


それにしても変わった名前の学会ですね。

そうでしょ? 言っときますが、下着とは関係ないですよ。ブリーフとは、短期という意味です。つまり、直訳すると短期心理療法ということになりますが、この短期には「効率よく効果的に」という意味が込められています。つまり、心理療法を効率よく効果的に実践することについて研究する学会(学術団体)ということになります。

そうでしたか。今回の受賞理由は?

自分で言うと照れ臭いのですが、著書や論文、研究会の運営などでこの領域の普及に努めたことと、常任理事や理事として、また2012年に大会長として神戸大会を開催し、学会運営に携わったことなどが評価されたとのことでした。

170920_3

授賞式はいつだったのですか?

27回松山大会での総会(730日)でいただきました。

170920_4

では、皆様に一言。

大会の開催や研究会の運営はもちろん、著書や論文に至るまで一人で成し遂げ得たものは一つもありません。これまでお会いしたすべての方に感謝いたします。ありがとうございました!


最後に、大学院のゼミ生たちから先生に一言です。


坂本先生、学会賞受賞おめでとうございます!
先生がこれまでブリーフのために注力された結果が、今回の受賞につながり、ゼミ生一同とても喜んでいます。
坂本先生のように一途に研究に励み、ゼミ生に熱く指導をくださり、そしていつまでもおちゃめであるような臨床家になれるよう、ゼミ生一同これからも精進していきたいと思います!
ブリーフを意識したゼミ生より

|

2017年9月14日 (木)

2017年神戸松蔭オープンキャンパス通信 ✧第6号✧

心理学科1年の鈴木(杏)です。
2017年オープンキャンパス第6回目の報告です。

910日(日)の天気は晴れでした。
高校が始まったのにもかかわらず、この夏最後のオープンキャンパスには大勢の方が来てくださいました
ありがとうございます

久津木先生による模擬授業では、最初に心理学科の学びの紹介がありました。大学のカリキュラムについてもお話ししてくださったので、具体的な大学の生活がイメージできたかと思います。
その後『「まね」と心理学:一緒がいいね』というタイトルで模擬授業をしていただきました。
友達と服装がかぶりたくないと思う一方で、一緒のような服装がいいと思ったり、知らないうちに同じような服装になっているというようなことはありませんか?
このような流行も他の人と“一緒がいい”という思いの延長線上にあるものなのだそうです。
このような人の「まね」をして「一緒」を好む傾向は新生児のころからみられることがわかっており、人間が進化するなかで重要な役割を果たしてきたと考えられているそうです。
「まね」は単にまねしているだけではないのだなと気づかされました。身近な心や行動について考える良い機会になりました。

展示会場では学科の学びや先生方を紹介しています。今回も4種類の心理テストを会場に用意しました。
そのなかでも、VAT(原子価査定テスト)が人気を集めていました。
VATは人が他の人や集団とつながるために用いる「原子価」の構造を把握するためのものです。自分がどのような対人関係を気づいていく傾向があるのかがわかるものです。
この心理テストをすることで「言われてみればそうかも!!」と自分の知らない対人関係の築き方に驚いていた方も多かったようです

今日で今年度の夏のオープンキャンパスは全て終了しました。
大勢の方に来ていただき、お話できてとても楽しかったです
次のオープンキャンパスは春に行われますので、是非ご参加ください!!!

|

« 2017年8月 | トップページ | 2017年10月 »