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2018年3月

2018年3月29日 (木)

2018年春のオープンキャンパス

心理学科2年生の新田・村岡です。
2018年春のオープンキャンパスの報告です。

春のオープンキャンパスは、325()、春休みの開催となりました。
天気は快晴で、とても過ごしやすいオープンキャンパス日和で、たくさんの方をお迎えすることができました。

当日は、黒崎先生の模擬授業が公開されました。まずはじめに、「ギリシャ神話と心理学」の講義が行われました。プシケとクピドの恋物語とアフロディテを含む普遍的な三角関係のお話から、心理学という学問の意義について学びました。
次に、心理学科の学びや卒業後の進路について、3つのモデルコースを交えて学科説明が行われました。

体験ブースから、心理テストコーナーを紹介します。心理テストコーナーでは、「原子価査定テスト」「エゴグラム」「ジェンダー」「気分調査票」の4つの心理テストから興味のあるものを選んで体験していただくことができます。
原子価査定テストは、人が他の人や集団とつながるために用いる「原子価」の構造を把握するためのテスト、エゴグラムは、5つの自我状態それぞれの強さや相互のバランスなどから、その人の性格や行動パターンをとらえようとするテスト、ジェンダーは、社会的役割として男女に振り分けられた性格や行動様式、感情、能力などを把握するテスト、そして気分調査票は、過去1週間の気分を数字で表すテストです。

ご来場くださった方のなかには、心理テストを通して新たな自分を発見することができ「心理学って面白い」と言ってくださる方も多く、スタッフとしてやりがいを感じました。ご来場くださったみなさまありがとうございました。

次回のオープンキャンパスは、夏に開催の予定です。夏のオープンキャンパスにもぜひお越しください

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2018年3月26日 (月)

2017年度学位記授与式

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20日に2017年度学位記授与式が行われました。
心理学科卒業生に“学士”の、文学研究科心理学専攻修了生に“修士”の学位が与えられました。

学生たち一人ひとりがそれぞれの人生の新たなステージへと踏み出す日を迎えました。
これから皆さんが進む道にはいったいなにが待ち受けているのだろうかと、期待に胸をふくらます人、どんな険しい道になっているのだろうと不安を抱いている人、様々な思いを抱えていることだと思います。ある本の言葉ですが、険しいことを冒すと書いて「冒険」という言葉になります。
夢も不安も全部抱えて、自分の進みたい道を一歩ずつ歩んでいってください。

そして困った時には、またいつでも帰ってきてください。

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心理学専攻修了生は来秋に臨床心理士資格審査が控えています。大学院の修了は臨床家また研究者としての道の始まりでもあります。これからも日々研鑽を積んでいっていただきたいと思います。教員一同、これからは共に心理学の道を歩むものとして皆さんの活躍を心待ちにしています。

卒業生、修了生のみなさん、
神戸松蔭女子学院大学・大学院はみなさんにとって母校です。みなさん一人ひとりの今後の努力を、ぜひ私たちやみなさんの後輩に教えてください。楽しみにお待ちしております。
ご卒業おめでとうございます。

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2018年3月 1日 (木)

2017年度修士論文公聴会

219日(月)の9時から12時に、大学院心理学専攻修士論文公聴会を行いました。8名の修士2年生が、2年間をかけて取り組んできた研究の成果を発表しました。専攻代表から、研究をやりきった体験を、研究者としてだけでなく、臨床家としても今後の糧とするようにとの励ましの言葉をいただき、公聴会はスタートしました。

まず、各自10分間で、それぞれの研究内容についてプレゼンテーションを行いました。

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その後教室を移動し、ポスター発表形式で質疑・応答が行われました。最後の力を振り絞り、教員や先輩・後輩からの質問に懸命に答えようとする2年生の姿が印象的でありました。

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最後に、コース代表から、各自の研究成果への高い評価とともに、学会活動への積極的参加を促す言葉をいただき今年度の公聴会を終えました。

学生生活を終えようとしている、そして、研究者、臨床家として一歩を踏み出した発表者のみなさん、お疲れさまでした!がんばろう!!

準備や進行をしてくれた修士1年生のみなさん、出席してくださったみなさん、ありがとうございました。

修士論文の題目は下記の通りです。
・レジリエンスと心的外傷後成長の関係モデルの構築と年代間の比較
・青年期の「ひとりでいられる能力」と愛着・自己愛との関連について
・中途障害者のアイデンティティ再構築過程を通した自立観の変化-周囲との相互作用の観点から-
・家族内のメタ情動が青年期の情動知性に与える影響についての一考察
・就職活動への不安を軽減するためのポジティブリフレーミングワーク課題作成の試み
・死別体験に伴う自己成長感の促進要因の検討-遺族の視点をもとにした終末期医療におけるケアモデルの構築を目指して-
・目標へ向かう努力や可能性に対するコーピング・クエスチョンの効果に関する研究
・乗馬療法をうける肢体不自由児の身体及び心的機能と母親の障害受容-コンテイナー/コンテインドモデルにもとづく実証的研究-

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