木場律志専任講師が日本心身医学会のTravel Awardを受賞!
本学心理学科の木場律志専任講師が、先日開催された第59回日本心身医学会総会ならびに学術講演会でTravel Awardを受賞されたそうです。ちょっとインタビューしてみましょう。
受賞おめでとうございます。
ありがとうございます。
受賞の経緯や理由について教えてください。
Travel
Awardというのは、今大会で研究発表(一般演題のポスター発表)を行った若手研究者(35歳未満)を対象とする賞で、いただいた表彰状には「優れた発表をされましたのでこれを表彰しTravel Awardを授与します」と書かれていますので、自分で言うのは照れくさいですが「優れた発表」との評価をいただけたようです。
第59回日本心身医学会総会ならびに学術講演会会長金子宏氏(左)と
木場律志専任講師(右)
どんな研究発表をされたのですか?
心療内科をはじめとする心身医療領域でよく用いられている心理療法である“自律訓練法”についての研究なのですが、自律訓練法によって症状が改善しやすいのはどのような人(患者さんやクライエントさん)なのかを検討し、報告しました。前職の関西医科大学心療内科に所属していた頃から行っている研究ですが、自律訓練法は心理職が行うことが多いアプローチですので、心理学的にも意義のある研究なのではないかと考えています。
そうですか。では、皆様にコメントをお願いします。
今回の研究は私一人で行ったものではなく、共同研究者の先生方や研究にご協力いただいた患者さん・クライエントさん、本学関係者の皆様など、たくさんの方々からお力添えをいただいたことで発表することができました。それがTravel Award受賞という形で結実したものと考えています。ありがとうございました!
今後も心理学的にも心身医学的にも役に立つ研究を続けていくつもりです。その上で今回の受賞はとても励みになりますが、それだけではなく、今大会では写真のように本学の大学院を修了し、心身医療領域で活躍している複数の修了生(左から、13期生・木村さん、木場専任講師、8期生・吉田さん、13期生・西村さん)に会い、情報交換ができたこともとても嬉しく、大きな励みとなりました。今後も彼・彼女らとともに切磋琢磨していければと考えています。
最後に、本学大学院生・研修生から先生に一言です。
木場先生、受賞おめでとうございます!
木場先生の目的に向かって行動を続けるストイックさ、周囲への気配りを忘れないことなどの積み重ねが、今回の研究発表やTravel Awardの受賞に繋がったのではないかなと思います。
これからもその姿勢を貫いてほしいと同時に、私たちもこの成果に続けるよう頑張っていきたいと思います。
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