2018年度卒論発表会をおこないました
2月4日(月)3,4限目に、心理学科の卒論発表会をおこないました。
各ゼミから選出された代表9組が、パワーポイントを使って卒業研究の内容を発表しました。当日は、心理学科3,4年生全員が参加し、各発表について評価と投票をおこないました。今年も卒業式(3月20日)の後に集計結果を発表し、優秀発表への表彰をおこなう予定です。
代表の学生は大講義室の前でゼミの仲間たちと教員に見守られながら,それぞれの卒業研究の持ち味を発揮したプレゼンテーションを見せてくれました。どの発表もしっかりと研究のデザインが練られているだけでなく、身近なテーマについて心理学的な切り口から深く掘り下げられた素敵なプレゼンテーションで、時間が過ぎるのがとても早く感じる会となりました。
4年生たちは皆、学生生活を通して大切にしてきたこと、学んだこと、悩み続けたことを、卒業論文の作成、ゼミ内発表、今回の学科内全体発表を通して磨き上げてきました。
人の心の動きについて様々な視点から考える姿勢や、自分一人では乗り越えられないような課題を仲間たちと一緒に支え合って乗り越えていく姿は、これからの生活をより実りのあるものにしてくれることでしょう。
フロアから仲間たちの発表を応援した4年生の学生からは「あんな大勢の前でも落ち着いて発表していた!」、「発表者のその人らしさが伝わってくる面白い発表ばっかりだった!」といった声が聞かれました。
また、卒業論文の提出が1年後に迫った3年生の学生からは「興味のあるテーマをどうやって“研究”にしていけば良いのかずっと迷っていたけど、頑張り方がわかった気がする。」といった感想が届いています。
このイベントから得たものを、4年生たちはこれからの社会人としての仕事の中や大学院生としての研究活動の中で、3年生たちはそれぞれの卒業研究に、活かしてもらいたいと思います。
各発表内容は、以下のとおりです。
「大学生にみられる敏感性について ― HSPとASDとの比較の観点から―」
「夏季・冬季のうつ気分と外出量の差についての研究 ―日本・フィンランドの比較を通じて―」
「思い込みが計算課題の遂行に及ぼす影響について」
「きょうだいとの関係と摂食障害傾向との関連性について」
「消費価値観と他者意識・自己意識の関連性」
「接客ストレスに関する実証的研究」
「日常生活とスポーツ競技場面においての性格の二面性がスポーツパフォーマンスにどう影響するのか」
「髪色と相手との関係性によって第一印象は変化するのか」
「幼少期における親子間のユーモア交流が子供の将来に及ぼす影響について」
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