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2019年4月13日 (土)

新任教員挨拶(小松貴弘先生)

みなさま、はじめまして。この4月に着任した小松貴弘と申します。専門は臨床心理学です。よろしくお願いします。

今朝、新聞を開いていると、投書欄の紙面で、とても懐かしいコミック作品の名前が目に飛び込んできました(46日付 朝日新聞)。「みんなで語ろう 忘れられない言葉」というテーマの紙面に掲載された、「診療の心得 『めぞん一刻』原点」という40代の医師の投書です。

「めぞん一刻」は、私が大学生の頃(昭和の末期です!)に連載されていた高橋留美子氏の作品で、私は物語の中盤からリアルタイムで読んでいました(雑誌連載と並行してアニメ化もされました)。一刻館という名前の古い木造アパートを舞台に、一癖も二癖もある住人たちと若い女性の管理人とが織り成す物語で、シチュエーション・コメディからラブ・コメ、そして恋愛感動巨編(?)へと展開していく作品です。

私はこの作品にとても思い入れがあり、連載が終わってからも、単行本を何度も繰り返し読み返したものです。投書者の医師が挙げている「言葉」も、まさにそれ!という、ある主要登場人物の台詞です。それがどんな台詞なのか・・・は、ぜひ自分で確かめてみてください。

「めぞん一刻」の幸福なラストシーンは、桜の花が背景を彩っています。みなさまにとっても、この季節が良きスタートであることを、こころよりお祈りします。

190413

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