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2021年8月

2021年8月30日 (月)

2021年 神戸松蔭オープンキャンパス通信 ☆第4号☆ 

心理学科2年の横畠です。
822日のオープンキャンパスについて、ご報告します。

心理学科のブースは本日もたくさんの高校生とその保護者の方が来てくださいました。特に、ある音を聞くと聞く人によって2つの全く別の言葉に聞こえるという現象を体験する実験に多くの方が参加されました。この日はどちらの言葉に聞こえるかが接戦となり、自分とは違う聞こえ方をしている人たちに驚かれ、とても楽しんでいただけたようでした。

今回の模擬授業は榊原先生による「『抱っこ』と心理学 」というものでした。
日本では児童虐待についての対応件数が年々増加の一途をたどっています。また、そういった事件に対してネットやSNS上では様々なバッシングの声が飛び交いますが、同時に、我が子であったとしても否定的な感情を抱いてしまうという正直な声もまた書き込まれることがあります。虐待を行うということは許される行為ではありませんが、虐待をしてしまう親の抱える苦悩やその背景にある様々な要因について、そして虐待の連鎖を止めるための支援と可能性について、ある絵本を通して学ぶ内容でした。日常にある身近な問題だからこそ、他人ごとではないと感じる時間でした。

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また、ブースでは心理学科の学びを紹介しています。「心理学の豆知識」というコーナーでは今回の模擬授業の内容に関わるキーワードとして「赤ちゃん部屋のおばけと天使」という言葉が紹介されています。様々な傷つきを抱えて育った子どもが大人になった時に、我が子とのやりとりの中で、自分自身が子どもの時に受けたこころの傷がうずき育児が困難になる現象を「おばけ」が現れたと例えることがあります。その反対に、そうしたつらい記憶や経験だけでなく、これまでの人生の中でわずかにでも経験されたポジティブな対人的経験もまたおばけと同様に受け継がれ、それが親子を守る「天使」として肯定的な感情の共有を後押ししてくれると言われています。
このコーナーではこのように、身近に潜んでいる心理学について学ぶことができますので、ぜひ体験してみてください。

心理学に関わる現象を私たちは皆、気づかぬうちに身近なところで普段から体験しています。自分自身のこころの動きを理解し学ぶことで、他者とのコミュニケーションにも影響します。少しでも、その心理学と触れ合ってみることで何かが変わるかもしれません。
興味のある方は、ぜひ松蔭に来て、一緒に心理学を学びましょう! 

次回のオープンキャンパスは95日です!みなさまのご参加をお待ちしております!!

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2021年8月 5日 (木)

2021年 神戸松蔭オープンキャンパス通信 ☆第3号☆

心理学科2年の福島です。
81日のオープンキャンパスについて、ご報告します。

心理学科のブースには34人の高校生とその保護者の方が来てくださいました。特に「心理テスト」の体験コーナーが人気で、皆さん盛り上がってらっしゃいました。心理学に興味を持っていただけたようで嬉しかったです。

今回の模擬授業は久津木先生による「『自分と他人』と心理学 発達心理学の学び」というものでした。
人間の赤ちゃんには生まれながらに持った能力とそうでない能力があり、人の顔を見た時に微笑むという動作は生まれながらに持った能力です。しかし生まれたばかりの赤ちゃんは自分と他人が別のものとして赤ちゃんは認識しておらず、これは発達していく上で身につく能力だという内容で、大変興味深いものでした。

ブースでは心理学科の学びを紹介しています。「見て聞いて学ぶ心理学」というコーナーでは同じ写真なのに人によって見え方が異なるという不思議な現象が体験できます。「ものの感じ方」に対する私たち人間の反応について学べるので、是非体験してみてください。

私たちは普段何をする時でも「こころ」が関係しています。そんな身近な「こころ」について学べる心理学は多くの場面で活用でき、役に立ちます。興味のある方は是非、松蔭の心理学科で心理学について学びを深めていきましょう!

次回のオープンキャンパスは822日です。皆様のご参加をお待ちしております。 

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