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2021年9月

2021年9月10日 (金)

2021年 神戸松蔭オープンキャンパス通信 ☆第5号☆

9月5日のオープンキャンパスについて、ご報告します。

緊急事態宣言が発出されている中でしたが、心理学科のブースには高校生15名とその保護者の方10名の計25名が来てくださいました。

また、大和田先生による模擬授業“「全集中の呼吸」と心理学”には、15名の方が参加されました。
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模擬授業を通して心理学のおもしろさを体験していただけたのではないかと思います。

今回のオープンキャンパスは感染予防のために体験コーナーがなくなり、学生スタッフもいない状況での開催となってしまいましたが、本来であれば体験コーナーで心理学の不思議な現象を体験していただいたり、大学生の先輩から直接話を聞いたりする機会があります。

次回のオープンキャンパスは来春2022年3月27日(日)に開催されます! 心理学科一同、みなさまのご参加をお待ちしております!!

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2021年9月 8日 (水)

2021年度修士論文中間報告会

8月5日(木)の10時から、2時間にわたって大学院心理学専攻の修士論文中間報告会が行われました。

今年度の中間報告会では、9名が発表を行いました。

2021年度修士論文中間報告会 研究テーマ】
*現代の若年女性が抱える関係性の貧困の形成要因 ―自己疎外の側面から―
*勤労者における代表的な休暇中の過ごし方と抑うつ傾向および心理的ストレスとの関連性
*適切な援助要請行動に影響する要因について ―関係性による自己開示の深さの観点から―
*ひきこもり状態の回復過程における家族の変化について
*学校適応感と学校生活に関する意欲が学校嫌悪感情に与える影響について
*外国ルーツの母親が抱く子育て観と育児不安 ―コリア系ルーツの母親が抱く文化的アイデンティティとの関連から―
*自殺予防教育における情報提供源の属性と援助要請行動との関連
*女子大学生の過剰適応と母娘関係の関連性の検討 ―過保護的養育態度と親密性の側面から―
*うつ病に対する認識について ―心理教育の効果と影響―

学校適応やひきこもり、うつ病や自殺などの社会問題となっているトピックに関する研究など、興味深い研究が並びました。

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今年度は学術大会の口頭発表と同じ形式で実施され、各発表者によるプレゼンテーションのあとにその内容に関する質疑応答の時間が設けられました。

今回の発表と質疑応答をもとに各自の研究はさらに洗練され、より有益なものへと発展していくことと思います。

発表者のみなさん、お疲れさまでした。

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来年1月にはこれらの研究が修士論文としてまとめ上げられ、発表されます。果たしてどのような知見が得られるのか、とても楽しみです。

最後になりましたが、準備・進行にご協力いただいたM1のみなさん、そしてお集まりいただいたすべての方々に、この場をお借りして感謝申し上げます。誠にありがとうございました!

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