2021年度卒業論文発表会
1月31日(月)に心理学科の卒業論文発表会を開催しました。
今年度も昨年度に引き続き、新型コロナウィルス感染症の感染予防のためZoomを用いた遠隔での開催となりましたが、各ゼミから選出された14名がPowerPointを用いて卒業研究の成果を発表しました。
当日は心理学科の全教員と3・4年生全員が参加し、それぞれの発表を聴きました。
卒業研究は、ゼミで研究テーマを決めて研究計画を練った上で実際に研究を進めていきます。
ゼミは3年生から始まるのですが、今年の4年生はゼミが始まった時期がちょうど新型コロナウィルス感染症の流行が始まった時期であったため、その影響を受けてさまざまな苦労を強いられることとなりました。
しかしそのような中でも、manabaやZoom、Googleフォームといった各種のツールを駆使しながら研究に取り組み、卒業論文を執筆することができました。
限られた発表時間ではありましたが、どの発表者も自身の研究の要点をコンパクトにまとめて分かりやすく発表することができたと思います。
そして、それぞれの発表について、参加したすべての教員および学生で評価(投票)を行いました。
結果は3月21日の卒業式後に発表し、表彰が行われます。
各発表のテーマは、以下の通りです。
*匿名性が同調行動や沈黙の螺旋に及ぼす影響
*LINE に抱くイメージと、日常相談での利用についての一研究:LINE を利用する女子大学生の実態調査から
*環境としての遠隔授業とストレスに関する実証的研究
*SNSと対面での自慢と承認欲求との関連性について
*女子大学生における生活習慣と自己肯定感の関連
*母子間の信頼関係と声かけが子の感情表出に与える影響についての検証
*SNS上での承認欲求と対人関係の関連についての研究:オンラインとオフラインの相違の観点から
*電車内における座席選択とその性格特性について
*青年期における心理的自立とライフスタイルが政治意識に及ぼす影響
*マスクの色による印象の違いについての研究
*新型コロナウイルスの感染対策行動に関する研究
*慢性疾患者や障碍者を同胞に持つきょうだいが結婚に至るまでの経験と心的プロセス:きょうだい男女5名と夫婦1組の語りから
*SNSストレスと承認欲求に関する実証的研究
*従業員のミスに対する組織の対応・態度と従業員のストレスおよび組織コミットメントとの関連性に関する研究
発表者のみなさん、そして卒業研究を終えた4年生のみなさん、お疲れさまでした!
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