2021年度学位記授与式
2022年3月21日(月)、本学の学位記授与式が行われました。心理学科からは70名の卒業生が心理学士の学位を授与され、社会へ、また新たなる学びの場へと巣立っていきました。大学院文学研究科心理学専攻からは8名の修了生が心理援助の専門家への道を歩み始めます。
感染拡大予防のために体育館での礼拝形式の式典は2部制で厳かに行われ、心理学科の卒業生は第1部に出席しました。終了後は大教室に移動して指導教員から一人一人に学位記が手渡され、すべての教員から温かいお祝いの言葉が贈られました。
心理学科の学びには3つの体系化されたプログラムがあります。
https://www.shoin.ac.jp/academics/course/human/p/curriculum.html
自分で学びたいプログラムを主体的に選び、決められた科目がすべて履修できるとプログラム認定されます。2020年度から始まった制度で、今回初めて延べ28名の卒業生に認定証が授与されました。
また、この時間には在学中のさまざま頑張りに対する表彰も行われました。最も成績優秀だった人に与えられる学長賞や多くの資格を取得した人に与えられる資格賞、学内外での活発な活動に与えられる課外活動賞、それに優秀な卒論発表をした人に与えられる卒論発表賞などです。
教室ではお互いの頑張りに惜しみない拍手が送られました。
この2年間は、コロナ禍においてさまざまな不自由な状況であるにも関わらず、卒業に必要な単位を取得し、最終的には卒業論文をまとめることができたのは皆さんの創意工夫と努力の賜物に他なりません。
進学以外の方はキャンパスでの学びはこれでおしまいかもしれませんが、学びは一生続くものです。「心」への関心と配慮を大切にしながらそれぞれの道で活躍していただくこと、そして平和な世の中を築いていっていただくことを切に願っております。
大学院で修士課程を修了された8名の皆さんも、学位記授与式の後、教室に移動し、土肥研究科長から修士号の学位記が手渡されました。
学部生と同じようにコロナ禍の影響を受け、実習や授業の形式が何度か変わることになり、落ち着かない日々だったと思います。しかし、多忙な実習と並行して進めてきた研究を修士論文の形にまとめた労力は大変なものだったと思います。
修了の喜びを噛み締める間もなく、公認心理師の国家試験と臨床心理士試験という2つの試験の準備に取り掛からなければならないのですが、同じ想いで乗り切ってきた仲間たちと共にもうひと頑張り乗り切っていただきたいと期待するところです。
心理学科卒業の皆さん、大学院終了の皆さん、おめでとうございます!
| 固定リンク