虹
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本学心理学科 坂本真佐哉教授が、12月3日NPO法人子どもいじめ・虐待相談センター大分(BAPOO)の開設15周年記念講演会にて「人に優しい相談業務のための心構え〜ナラティヴ・セラピーをヒントにして〜」と題して講演を行いました。専門であるナラティヴ・セラピーの考え方を柱として対人援助における人間関係の持ち方についてお話をしました。
また、12月11日には、第2回日本公認心理師学会学術集会の市民講座にて「仲良くなるための心理学」と題して、一般市民向けに講演を行いました。ちなみに動画が一般公開されているので、関心のある方はどうぞご視聴ください。
しかも、なんと同じページに小説家の万城目学氏の対談動画もアップされています。
https://procomu.jp/jacpp2022/shimin.html
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12月9日(金)に大学院心理学専攻の修士論文構想発表会が行われました。
研究の初期段階で様々な視点からアイデアを膨らましたり検討したりすることを目的に,今年度より大学院の1年生の段階での発表会が企画・開催されました。
今年度は大学院1年生6名が発表を行いました。
【2022年度修士論文構想発表会 研究キーワードの一例】
*LINEカウンセリングの特徴と活用法
*小児がんサバイバーと感情制御のプロセス
*「村八分」現象とビオンの集団論
*燃え尽き症候群の予防に関わる媒介変数としての感情表出
*エゴ・レジリエンスとSNSにおける対人ストレス
*心理臨床家の発達と批判的思考
院生一人ひとりの臨床的な興味関心から着想を得た構想や空想の広がる研究テーマが多数並びました。
発表は学術大会の口頭発表と同じ形式で実施され,各発表者によるプレゼンテーションのあとにその内容に関する質疑応答の時間が設けられました。
実習や授業と並行しての研究活動はけっして簡単なことではありませんが,こうした学びの一つひとつも臨床心理学的な援助に還元されるものであることを信じて,これからも頑張っていってください。
発表者のみなさん,お疲れさまでした。
来年の夏頃にはこれらの研究の種が,研究計画としてまとめ上げられ,修士論文中間報告会にて発表されます。
これから一つひとつの種が芽吹き,はたしてどのような枝葉をつけるのか,今からとても楽しみです。
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心理学科1年の村山です。
2022年11月19,20日に開催された松蔭際について報告します。
私が参加したのは教職員に企画・実行された「松蔭クローゼット(マツクロ)」というお店です。
マツクロは「服と思い出お譲りします」をキャッチコピーとした古着のお店で、松蔭の関係者から服やアクセサリーにコメントを添えて出品してもらい、ブースに来た人がアイテムを気に入って購入したら、そのコメントに返事を書いてもらうというコンセプトでした。
設営準備とお店番を手伝わせていただいたのですが、出品されたアイテムは300点を超えており、その一つ一つにつけられたコメントを見ると、たくさんの人がマツクロに参加されたのだとわかりました。
また、マツクロでは現金と出品するともらえる引換券での購入のほかに、古着の持ち込みによる交換も受け付けていました。服やアイテムが入れ替わることで新鮮味が感じられ、お店番をしていても楽しかったです。 また、ブースには全身鏡がなかったので、試着の際には店員が写真を撮って確認してもらうという方法を取っていました。お客さんとお話しする糸口にもなって、よいコミュニケーションをとることができました。
ブースにいらっしゃるお客さんは老若男女を問わずたくさんおられました。マツクロは女性向けのアイテムが多かったのですが、皆さんアイテムにつけられたコメントを楽しそうに読まれていたり、300円という価格から普段しないファッションに挑戦できそうだとおっしゃられたりしていました。
コロナ禍の今、人と人とのつながりを感じられるよいイベントだったと思います。
マツクロはまた来年も開催予定とのことなので、楽しみにしていてください。
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