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2022年12月14日 (水)

2022年度修士論文構想発表会

129日(金)に大学院心理学専攻の修士論文構想発表会が行われました。
研究の初期段階で様々な視点からアイデアを膨らましたり検討したりすることを目的に,今年度より大学院の1年生の段階での発表会が企画・開催されました。
今年度は大学院1年生6名が発表を行いました。

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2022年度修士論文構想発表会 研究キーワードの一例】
LINEカウンセリングの特徴と活用法
*小児がんサバイバーと感情制御のプロセス
*「村八分」現象とビオンの集団論
*燃え尽き症候群の予防に関わる媒介変数としての感情表出
*エゴ・レジリエンスとSNSにおける対人ストレス
*心理臨床家の発達と批判的思考

院生一人ひとりの臨床的な興味関心から着想を得た構想や空想の広がる研究テーマが多数並びました。

発表は学術大会の口頭発表と同じ形式で実施され,各発表者によるプレゼンテーションのあとにその内容に関する質疑応答の時間が設けられました。
実習や授業と並行しての研究活動はけっして簡単なことではありませんが,こうした学びの一つひとつも臨床心理学的な援助に還元されるものであることを信じて,これからも頑張っていってください。
発表者のみなさん,お疲れさまでした。

来年の夏頃にはこれらの研究の種が,研究計画としてまとめ上げられ,修士論文中間報告会にて発表されます。
これから一つひとつの種が芽吹き,はたしてどのような枝葉をつけるのか,今からとても楽しみです。

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