« 2023年1月 | トップページ | 2023年3月 »

2023年2月

2023年2月16日 (木)

2022年度卒業研究発表会

2月6日(月)に心理学科の卒業研究発表会を開催しました。

昨年度までは各ゼミの代表者だけが発表を行っていましたが、今年度から卒業論文提出者全員が発表を行う方法に変更しました。

午前(10:40-12:10)にポスターセッション、午後(13:10-16:10)に口頭発表を行いました。発表者はそれぞれ18名、63名、計81名で、その他に3年生全員と、12年生の希望者、学科教職員が参加しての盛大な会となりました。

午前の部は感染予防のためオンラインでの実施としましたが、午後の部は対面とオンラインの両方で行いました。完全なかたちではありませんが、昨年度、一昨年度はオンラインのみの開催だったことを思うと感慨深いものがあります。

その他にも、資料をオンライン上で共有する完全ペーパーレスでの実施を試みました。 

まず、オンラインでのポスターセッションや資料の共有など、会の進行そのものがうまくいくか不安でしたが、すべて杞憂に終わりました。学生のみなさんのICTリテラシーの高さに改めて感心しました。 

どの発表も時間と労力をかけて取り組んだことが本当によく伝わる発表でした。何でも効率よくこなすことがもてはやされる時代ですが、研究活動はそうはいかないことが多かったのではないかと思います。粘り強く取り組んだ成果を共有できたことを嬉しく思います。 

ポスターセッション、口頭発表、それぞれについて、参加者が投票を行いました。優秀な発表は卒業式の日に発表し、表彰を行う予定です。 

口頭発表のタイトルは、以下の通りです。

  • 相談抑制に関する実証的研究-相談に対する自己スティグマに着目して-
  • SNSで誹謗中傷する人に関する研究
  • 話し手と聞き手との間における自己開示・ストレス反応・レジリエンスの関係性
  • 女子大学生における友人関係を中心とした対人疎外感と公的自己意識の関連
  • 女子大学生の楽器に対するジェンダー・ステレオタイプについて
  • ひとりでいられる能力が一人行動と自己主張に及ぼす影響
  • コロナ禍における新たなグループ文化の発生に関する研究
  • 通俗心理学への信用度に関する研究~学問的心理学の学習歴と心理学観、パーソナリティ傾向との関連による検討~
  • 死別経験による死の不安と死別後成長感との関連
  • スマホ依存傾向と対人ストレスとの関連について
  • SNS疲れに関する研究~大学生を対象にして~
  • テニス競技における心理状態とパフォーマンスの関係性について
  • 女子大学生における関係的自己の可変性が居場所感に及ぼす影響-アルバイト場面を想定して-
  • 趣味がストレス緩和・幸福感に及ぼす影響~朝・昼・夜の時間帯による影響~
  • 性役割認知と性役割態度の関係について
  • 人はなぜ先延ばしをするのか~ポジティブ面・ネガティブ面に関する考察~

発表者のみなさん、そして卒業研究を終えた4年生のみなさん、お疲れさまでした!

Dsc_1212

Dsc_12152

|

2023年2月14日 (火)

2022年度 心理実習報告会

23日(金)9401600に、心理学科の実習科目「心理実習」の報告会を開催しました。

心理実習は2021年度に開講された新しい科目であり、報告会も2回目の開催ですが、昨年度と異なり対面で行うことができ、昨年度の2倍近い24名の受講生が、1年間の学びの成果と課題を発表しました。

発表は「心理実習の目的と心構え」に始まり、その後5つの分野の説明、そして9カ所の学外施設での実習の報告を行いました。最後に一人ずつ1年間の振り返りを1分程度で述べました。どの発表も、おそらく他のどの授業よりも課題も拘束も多いこの授業に1年間耐え乗り越えてきたことがよく伝わるすばらしい内容でした。そして、各自のふりかえりでは、始まる前には不安でいっぱいだった、利用者の方と直接関わる機会のある実習を、自身の成長を実感できた実習として挙げ、感謝の気持ちを表す人が多かったのも印象的でした。

報告会には、臨床担当の教員と、心理実習の前提科目である「心理演習」を受講する学生も参加し、質疑応答では活発な議論が交わされました。

最後に心理実習担当の坂本先生より、今日の成果は受講生の努力と各実習でいただいた指導の賜であり、それは選択する進路にかかわらず糧となると講評をいただきました。

心理実習に関わってくださったみなさまにこの場を借りて改めてお礼申し上げます。1年間ありがとうございました。

Dsc_1211

|

2023年2月13日 (月)

「心理学検定」結果報告

15回「心理学検定」が昨年の夏に実施されました。

「心理学検定」は一般社団法人日本心理学諸学会連合が行う検定で、幅広い心理学の知識を身につけ、自分の実力を試す試験です。試験は10科目を2領域に分けて行います。 

本学からは37名が受検しました。
そのうち、4年生3名が特1級に合格しました。特1級の取得には10科目全てに合格する必要があります。2022年度の合格率は11.06%でした。
また、1級(10科目中6科目以上合格)には14名が、2級(3科目以上合格)には9名が合格しています。 

      特1級合格者              

1_20230213140201

    認定証

2_20230213140301

合格したみなさん、おめでとうございます。
 受検した学生の中には心理学科の学生だけでなく、心理学副専攻を履修している他学科の学生や、大学院の心理学専攻の学生も含まれています。

心理学検定に合格すると、就職や大学院進学、心理関係の上位資格の取得などに利用できるケースがあります。
本学でも、文学研究科心理学専攻の一般入試および外国人留学生入試(春季)において、心理学検定における合格科目数に基づいて加点が行われます。

 

|

ほっこり

先日の大雪の夜と翌日の朝に学内で撮った写真です。

寒くて辛そうだった彼女も誰かから帽子をもらったみたいでした。

なんだかほっこりしました😊 

1_20230213124601 2_20230213124601

|

2023年2月 2日 (木)

10年に1度の大雪

2023125日、久しぶりに阪神間の平地でも積雪がありました。

大学のテニスコートも真っ白でした。

Dsc_1192_20230202170301

大学への交通手段は、バスは運休、タクシーも坂をあがれないと大変な一日になりました。

交通機関の乱れから、授業は全日休講に。

阪急六甲から大学までの坂では、普通タイヤの車が立ち往生してしまい、警察が誘導するという事態が起きていたようです。

Dsc_1190 Photo_20230202170301

 まだまだ寒い日が続きますので、皆さんも積雪には注意してくださいね。

|

« 2023年1月 | トップページ | 2023年3月 »