【学会体験記】岡山の学会にお一人様で行ってみた
はじめまして、修士1年Kです。私は、8月26日から8月27日に、岡山県の川崎医療福祉大学で行われた、2023年度日本ブリーフサイコセラピー学会大会に参加したので、その時の体験をまとめたいと思います!
学会というものには、以前1度だけスタッフ側として参加させていただいたことがあったので、雰囲気は何となく知っているつもりでした。それでも、岡山へ行く前日には、大学院に入学してはじめての学会参加、そして一泊ではあるけれど初めてのおひとり様旅行ということもあり緊張(わくわく?)していました。
そして、当日の朝、新幹線から電車を乗り継ぎ会場の最寄り駅に降り立った私は、緊張でぎこちない歩き方になりながらなんとか会場へ向かいました。やっとたどりついた会場では、受付が始まって10分程度しか経っていないのにすでに長蛇の列。学会というものはこんなにも多くの人が参加するものなのか、と改めて事の重大さに驚きつつ私の受付の番。「K先生ですね。」
⁉
私が…「先生」⁉
と、まだまだ未熟な一学生の私のことを、どの受付でも「先生」と呼んでくださっていたのが、申し訳なくもありましたが、参加者として本物の先生から色々と勉強させていただこうと気を引き締めるきっかけにもなりました。
会場では、コロナ明けということもあるのか、先生同士が顔を合わせる度に「久しぶり!」「○○以来ですね」などと声を掛け合っているのが印象的でした。このように学会は、勉強の場だけではなく、交流の場でもあるようです。実際に私も各プログラムの間やお昼休みなど、ちょっとした時間に少しお話をしたり、名刺交換したりして仲良くしていただいた方もいらっしゃったので、次回はこの先生方のように「久しぶり」なんて言っていたりするかも…
また忘れてはいけないのは、勉強の場ということ。今回の学会では、私はシンポジウムや演題発表、ワークショップなど、プログラムに万遍なく参加できたと思います。シンポジウムって何?状態で参加しましたが、どのプログラムも、そんな些末なこと知らなくても良いと思うくらい学べることばかりでもっと勉強しなければ、とやる気スイッチが入りました!
最後に今回の反省点としては、多々ありますがその中で一番の反省はやはり事前に本を読んでおかなかったことだと思います。本を読むことはもちろん勉強になりますが、本の著者を知っておくことが大切だと感じました。それは、その著者に実際にお目にかかれることが多いというのが学会の特徴だから。実際に、2日間の間で「あ、この名前見たことある」とか、周囲の方のお話から「この先生、この本書いた方なんだ」などと判明し、いつの間にか自分がレッドカーペットのど真ん中にいたのだと気づいたときには、学会前日の緊張が再来しました(笑)
次回は、9月16日から3日間福岡で開催される日本家族療法学会大会にも参加する予定なので、今回の反省を生かして向かいたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
| 固定リンク