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2024年2月

2024年2月22日 (木)

2023年度修士論文公聴会

215日(木)に大学院文学研究科心理学専攻の修士論文公聴会が行われました。今年度の公聴会では、6名の大学院生が2年間の集大成として発表を行いました。

 

2023年度修士論文公聴会 研究テーマ】

心理臨床相談におけるLINEカウンセリングの性質についての一研究

慢性疾患を経験した子どもが抱く感情とその表出への気遣いについての検討

グループの寛容さに関する研究-特殊作動グループの機能に焦点を当てて-

感情労働による脱人格化に係る媒介変数

SNSにおける対人ストレスとエゴ・レジリエンスの関係

心理臨床家の職業的発達と批判的思考の関連

 

2023年度も昨年と同様に学術大会の口頭発表と同じ形式で実施され、各発表者によるプレゼンテーションのあと、その内容に関する質疑応答の時間が設けられました。

発表者のみなさん、お疲れさまでした。

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2024年2月20日 (火)

2023年度 心理実習報告会

28日(金)12301500に、心理学科の実習科目「心理実習」の報告会を開催しました。受講生13名に加え、来年度受講予定の3年生、そして臨床系教員6名も参加しました。

受講生が1年間の学びの成果と課題をそれぞれ発表し、フロアとの質疑応答を行いました。皆それぞれに自身の課題とも向き合いながらの、辛くもある1年間であったことが伝わりましたが、その分成長も実感できているようでした。心理職を目指して進学する人もいれば一般就職の人もいて進路選択はさまざまですが、どの道に進んだとしても学んだことを活かしてがんばってほしいと思います。みなさん本当にお疲れ様でした。

心理実習に関わってくださったみなさまにこの場を借りて改めてお礼申し上げます。1年間ありがとうございました。

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2024年2月17日 (土)

心理学科卒業生お別れ会を開催しました

卒業研究発表会に引き続き、卒業生お別れ会を開催しました。

今年度初めての試みでしたが、心理学科ピアの有志が中心となって準備をしてくれました。

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無事発表を終えた4年生は、ゼミの仲間や先生と記念写真を撮るなど、心温まるすてきな会となりました。

4年生の皆さん、お疲れさまでした!

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2024年2月16日 (金)

2月5日(月)に心理学科の2023年度卒業研究発表会を開催しました。

午前(10:40-12:10)にポスターセッション、午後(13:10-16:10)に口頭発表を行いました。ポスター発表者は53名、口頭発表者はそれぞれのゼミから2名ずつで14名、名、計67名で、その他に3年生全員と、12年生の希望者、学科内外の教職員が参加しての盛大な会となりました。

資料は、すべてオンライン上で共有する完全ペーパーレスでの実施でした。 

午前中は、オンラインでのポスターセッションでは、それぞれの発表に対してWeb上でコメントを付けてもらいます。みなさん、発表者のコメント欄に多くのコメントを積極的に寄せてくれていました。

ポスター発表とはいえ、パワーポイントのスライドの出来栄えは、かなりのもので、多くの時間と労力がかけられていることがよくわかります。それぞれが科学論文の形式でコンパクトにまとめられていました。 

ポスターセッション、口頭発表に関しては、参加者が投票を行いました。優秀な発表は卒業式の日に発表し、表彰を行う予定です。 

今年度の口頭発表のタイトルは、以下の通りです。

  • 愛玩動物(ペット)の擬人化に関する研究
  • 完全主義傾向者のストレス対処行動が対人恐怖心性に与える影響
  • うつ病患者の家族に及ぼす家族役割別影響とその支援の検討
  • 現代における若者女性のルッキズムと容姿志向性〜摂食障害傾向に着目してー
  • LGBTQに対する関心と当事者から見た学生生活の現状―若者を対象とした質問紙調査およびインタビュー調査からー
  • 痛みを感じる強さ・頻度と性格傾向の関係性、痛みの治療における心理学的知識の必要性についての研究
  • 恐怖刺激における音源の効果について
  • マスク顔と素顔との印象の違いに関する研究
  • 友人の自傷行為に対する感情・援助行動と家族機能の関連について
  • 友人関係形成の苦手意識と性格特性、ソーシャルスキルの関連について
  • 就職活動における「やりたいこと」の意味〜キャリアカウンセラーへのインタビュー調査から〜
  • 動機づけの始発と継続、性格特性の関連に関する研究
  • デートDVとジェンダー・ステレオタイプの関連性―文献研究による考察―
  • 同性愛者に対する社会的受容感と個人的受容感に影響を及ぼす要因

 研究方法は、実験、質問紙調査、インタビュー調査、文献研究などとバリエーションに富んでおり、3年生にも大きな刺激になったものと思われます。

発表者のみなさん、そして卒業研究を終えた4年生のみなさん、お疲れさまでした!

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