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2024年8月

2024年8月22日 (木)

2024年度 修士論文中間発表会

8/1に修士課程2年生の修士論文中間発表会が行われました。
発表と質疑応答を通して、これまでの進捗を共有するとともに、今後の論文執筆にも有益な視点が得れたのではないかと思います。

修士課程2年生の感想
多くの先生方からコメントをいただき、普段意識していない部分に気づくなど新たな発見がありました。これから修士論文の提出に向け、より一層頑張っていきたいと思います。

今年度は、以下のような題目で研究を進めています。
 起立性調節障害に関する認知度や偏見について~学校現場における支援の探索~
 セルフコンパッションによる変化に関する研究
 Post-event processingが生じる過程の検討-居場所のなさと他者評価懸念に注目して-
 大学生と養育者における心理相談への抵抗感とスティグマに関する研究
 第二反抗期の有無が現在の母娘関係、過剰適応、居場所感に及ぼす影響
 教師からみたスクールカーストの構造に関する研究-グループ心性の観点から-
 心理療法における人間と人工知能の共存に向けて-心理療法の構造に注目して-
 被災後の被災地における心理的支援に関する質的研究
 母娘関係の情緒的役割逆転による心理的影響を軽減する要因の検討

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2024年8月19日 (月)

2024年度 神戸松蔭オープンキャンパス通信 ☆第3号☆

文学研究科心理学専攻(大学院修士課程)2年の田村稀美です。

84日に開催された第3回オープンキャンパスについて、ご報告いたします。

厳しい暑さの中、心理学科のブースには、高校生の方と保護者の方が大勢来てくださいました。特に、心理検査の体験コーナーが人気で、みなさんとても楽しんでおられました。

「不思議!」「心理学っておもしろい!」と沢山の方に言っていただき、心理学に興味を持っていただけたようでうれしかったです!

今回の模擬授業は大和田先生による「「笑う門には福来る」は本当か?」というものでした。笑いは場の雰囲気を和ませるだけではなく、免疫力を高め心身の健康によい影響をもたらすという報告もあるそうです。意識的に笑い、生活の中に笑いを積極的に取り入れることが幸せな生活や豊かな人生に繋がるのかもしれないと感じました。

心理学科では、日常生活の中で起こる何気ない出来事と「心」の関係について、さまざまな角度から学ぶことができます。

学科ブースでは、大学での学びやキャンパスライフ、卒業後の進路、心理学の豆知識などを幅広く紹介しています。また、知覚の心理学のコーナーでは、同じ香りでも人によって感じ方が異なるという不思議な体験ができます。

心理学に興味のある方は、ぜひ来場して体験してみてください。次回のオープンキャンパスは825日です。みなさまのご参加をお待ちしております!!

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2024年8月 9日 (金)

心理学検定特1級の合格者にインタビュー!(2)

毎日暑いですね。みなさん心理学の勉強は進んでいますか?
昨年度、まだ2年生のときに心理学検定を受験し「特1級」を取得した清水さんのインタビューです。

Q.あなたにとって心理学は?
A.目に見えない物を見える化する1つの手段だと思います。

.1級は狭き門ですが、特に2年生の時点で10科目すべてに合格(特1級取得)は大変なことですが、どのように勉強し、モチベーションを維持しましたか?
A.まずは、しっかり教科書を読んで、内容を正確に覚えること。インプットだけでなく、アウトプットもすること。通学の際に電車で一問一答を永遠にしていました。

モチベーションの維持は、経済面でも気力の面でも出来るだけ早く10科目合格したかったので、がむしゃらにやっていました。
頑張ったら大学院の受験時に加点してもらえる学校もあるので、それがモチベーションでした。

Q.大学院受験対策にも役立ちますよね。コツコツと勉強ができて、すばらしいです。心理学検定のための勉強は大学の学びにも役にたっているでしょうか?
A.役に立っていると思います。授業中に専門用語で話される先生がいた時に、心理学検定で勉強していなかったら、分からなかっただろうなというものまで分かるので、理解が進むようになりました。 

Q.将来に向けての抱負はありますか?
A.大学院に進学して、さらに学びを深め、公認心理師・臨床心理士の資格を取りたいです。 

非常に努力家の清水さん、将来が楽しみです!

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2024年8月 5日 (月)

ゼミ紹介~黒崎ゼミ~

黒崎ゼミ4年生の魚住です。

今回は私の所属する黒崎ゼミについて紹介します。

初回は長期休暇の思い出話の発表で盛り上がりますが、作業する時は集中して取り組むメリハリのあるゼミです。分からないことは先生に聞きやすく、発表した際にはたくさんのアドバイスをしてくれ、質問なども11人丁寧に対応してくださいます。また、学生同士でも相談し合ったり、教えあったりもします。

黒崎ゼミの4年生にゼミの印象等を聞いてみました。
・アットホームにやりたい。自分のペースで取り組みたい人におすすめ!
・ゼミ生と先生の距離が近い
・締切があるようでない
・意見を出し合って協力してる
・個人で考えるのも協力し合うのも自由

自分のペースで出来るや協力してできる、いい雰囲気などの意見が多かったです。ゆるすぎず、かたすぎずな環境がいいという人にオススメです。

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2024年8月 1日 (木)

2024年神戸松蔭オープンキャンパス通信 ☆第2号☆

文学研究科心理学専攻(大学院修士課程)2年の梶原祐子です。
721日に開催された第2回オープンキャンパスについて、ご報告いたします。

心理学科のブースには、高校生の方、保護者の方が大勢来てくださいました。中には松蔭を志望してくださっている男子高校生の方もいらっしゃいました。来年度からは共学となり、ますますにぎやかになると思います。心理学に興味を持ち、また、心理専門職を目指そうと、これからの入試に立ち向かう皆様、本日は暑い中、お越しくださり、ありがとうございました。

今回の模擬授業は坂本先生による「どうして私たちは会話で癒されるのだろうか?」というものでした。
私は現在、大学院生として日々カウンセリングの訓練を積んでいる身ですが、受講者への授業中のオンラインアンケートで「話を聴いてもらう」ことで気持ちが楽になったり、落ち着いたことがあると答えられた方が非常に多く、「話を聴いてもらう」ことによって、一体何が得られるのか改めて考えるきっかけとなりました。カウンセラーだけではなく、日々の暮らしにも「傾聴」を少し取り入れることで、生活が豊かになるかもしれないと思いました。

学科ブースでは、心理学科ならではの体験コーナーがあります。私が特に面白いと感じていたのは、装置のセンサーを指に装着し、リラックス状態か緊張状態かを測定することができるコーナーでした。どのようなことでリラックスできたり、緊張状態になったりするのか。「見える化」することで新しい発見ができるかもしれません。ぜひ体験してドキドキする感覚を楽しんでください。

私たちは日々、人間関係や学生生活をはじめとする環境の中で暮らしています。その中で、「なぜあんなことをしたんだろう?」など、不思議な心の働きがたくさん身の回りに存在しています。心理学科では、心をさまざまな側面から見て、感じて、学ぶことができます。次回のオープンキャンパスは84日です!ぜひ松蔭に来て、松蔭ならではの魅力を感じてほしいと願っています!

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