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2025年3月 3日 (月)

2月3日(月)に心理学科の2024年度卒業研究発表会を開催しました。

午前(10:40-12:00)にポスターセッション、午後(13:10-15:30)に口頭発表を行いました。ポスター発表35題の発表者36名、口頭発表者は6つのゼミからそれぞれ2題ずつで1213名、その他に3年生全員と、12年生の希望者、学科内外の教職員が参加しての盛大な会となりました。

資料は、すべてオンライン上で共有する完全ペーパーレスでの実施でした。 

午前中は、オンラインでのポスターセッションでは、それぞれの発表に対してWeb上でコメントを付けてもらいます。みなさん、発表者のコメント欄に多くのコメントを積極的に寄せてくれていました。

ポスター発表ということになっていますが、それぞれがパワーポイントに工夫しており、大変わかりやすい資料にまとめていると感じました。まさに4年間の学びの集大成と言えるでしょう。 

ポスターセッション、口頭発表に関しては、参加者が投票を行いました。優秀な発表は卒業式の日に発表し、表彰を行う予定です。 

今年度の口頭発表のタイトルは、以下の通りです。

  • 自尊感情と同調行動および同調志向との関連について
  • 会話場面におけるセルフ・モニタリング傾向〜にた人を選ぶと会話に満足するか〜
  • 自我体験の初発年齢の変化・アイデンティティ感覚に及ぼす影響の検討
  • 親の過干渉が子供に及ぼす影響について
  • 推しの有無と精神的健康、人生満足感との関係についての研究
  • 共感覚に対する理解の実態
  • 緊急速報メールにおける画像の有無並びに画像の性質が危険性の認知に与える影響についての研究
  • 女子大生における自己愛の高さや養育環境がハラスメントの認知に与える影響
  • きょうだいの年齢差と同胞葛藤〜女子大生へのインタビュー調査から〜
  • SNSにおける誹謗中傷に関する事例研究〜集団心理に焦点を当てて〜
  • 他者評価への恐れが緊張に及ぼす影響
  • 女子大生における感情価の異なる状況に対するセルフ・コンパッションの程度に関する研究

 タイトルからもわかるように現代社会で問題となっていることを取り上げ、さまざまな研究方法によって仮説の検証にチャレンジしていることがわかります。

 なお、発表会の司会進行は3年生の有志が引き受けてくれ、4年生の発表を支えてくれました。

なお、ポスター発表、口頭発表に関しては、参加者から投票を行っております。それらの結果を踏まえ、優秀ポスター賞やインパクト賞、優秀発表賞などいくつかの賞を心理学科から授与される予定です。

卒業研究を終えた4年生のみなさん、参加や協力してくれた3年生の皆さん、お疲れ様でした。

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