2017年12月28日 (木)

南九州でディープな旅を

驚きました。
先日行われたJR西日本主催「南九州カレッジ」での学生のプレゼンのレベルの高さにです。

南九州カレッジは、旅行プランを旅行会社や南九州3県(熊本県・宮崎県・鹿児島県)、JR西日本に対して大学生が提案する取り組みです。学生たちは、現地調査などのリサーチをした上で、決められた制限(山陽・九州新幹線の利用、旅行日数や予算など)の範囲内で旅行のプランを立てます。

そのプランを、南九州3県の自治体・観光協会の方々、旅行会社、JR西日本の方々が居並ぶ前で発表します。役員レベルの方々も来られていますし、会場はホテルグランヴィア大阪の大きな宴会場ですから、大学生ならずともかなりの緊張を強いられる状況です。しかも持ち時間は20分ありますので、きちんとした準備が必要です。

本学の生活学科都市生活専攻(2017年度より都市生活学科)の青谷ゼミは、昨年度まで3年連続で最優秀賞を受賞していました。発表を見るのは初めてですが、今年のプレゼンも期待できるものだろうとは思っていました。しかし、思った以上に優れた発表でした。よく考えられた旅行企画をきちんと発表しただけでなく、聞く人を楽しませるプレゼンになっていました。

写真にあるように発表では鹿児島県南大隅町長にも登場していただきました。学生たちは揃いの服を着ていますが、南大隅町から任命された観光大使「南大隅町ディープトリップアンバサダー」の制服です。学生たち自身が本学ファッション・ハウジングデザイン学科の協力のもとデザインしたそうです。

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本学チームは昨年度のSNSでの情報発信が評価されて表彰されました。

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2017年12月13日 (水)

神戸松蔭のクリスマス

クリスマスの季節になりました。本学のクリスマス行事は11月末のクリスマスツリー点灯式からはじまります。チャペル前のもみの木にイルミネーションを飾り付け、聖歌の合唱に続いてカウントダウンを行い点灯しました(写真)。毎年の行事として点灯式を楽しみにしている近隣の皆さん、特に子どもたちが来てくれるのもうれしいことです。

12月に入るとクリスマス・キャンドルサービス&キャロリング、クリスマス礼拝と続きます。日本のクリスマスは、明るく楽しい行事として12月の街の賑わいに欠かせないものとなっていますが、本学チャペルでの礼拝はやはり特別なものがあります。オルガンの音色と聖歌隊の美しい歌声に包まれて、厳かでありながら暖かみのある礼拝です。

礼拝の後には食堂でクリスマス・パーティーを行いました。サンタとトナカイも登場して、食事やプレゼント抽選などが行われ、打って変わって楽しい雰囲気です。下の写真の司会進行の学生たちの前にいるのはトナカイです、一応念のため。

これらの行事は本学のキリスト教センター教職員、チャペル奉仕グループの学生たちが準備します。ツリー点灯式、クリスマス・パーティーで明るくわかりやすい司会進行を務めてくれたブライダル・キャプテンとクリスマス実行委員メンバー、クリスマス行事には無くてはならない存在の聖歌隊の学生たちが本当によく盛り上げてくれました。さらに12月16日には、学生による歌とオルガンのコンサート「クリスマスの夕べ」が行われます。

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2017年11月25日 (土)

スポンジビスキットとスコットランドシヨルドブレツケーキ

神戸市立博物館では現在「ボストン美術館の至宝展」が開催中です。そんな忙しい折にも関わらず、本学と連携協定を結んでいる縁で、昨年に引き続き今年も大学祭に移動博物館車「おきしお夢はこぶ号」が来てくれました(写真)。運転席ドアの博物館キャラクター「ザヴィエル君」に心なごみます。

神戸市立博物館の職員の方々も来られたのですが、本学の学芸員課程で学ぶ学生達が展示品の案内役をさせていただきました。見学者に博物館所蔵の火縄銃などについて解説し、実際に持ってもらったりしていました。もちろんレプリカですが。

今年はさらに、明治時代のお菓子を神戸市立博物館の資料をもとに本学学生が再現し、大学祭において披露しました。まず、明治時代中頃に著された「和洋菓子製法独案内」に記された製造法を現代語訳した経緯を日本語日本文化学科学生達が発表し、次いでそのレシピをもとに実際にお菓子を作りしたことを都市生活学科学生達が発表しました。

そして、再現したお菓子が用意され来場者の皆さんに配られました。今回作ったのは西洋菓子で、「スポンジビスキット」と「スコットランドシヨルドブレツケーキ」の2種類です(下の写真)。名前もややレトロに明治風です。神戸開港150年という記念の年にふさわしい企画だったのではなないでしょうか。

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2017年11月17日 (金)

おいしい食事とともに考える

本学の食物栄養専攻(2017年度生から食物栄養学科)では、災害時に向けた炊き出し訓練を行っています。キャンパス内ではありますが、屋外で実際に調理して学生、教職員に試食として振る舞われました。写真は、炊き出しの様子と提供された食事です。鮭ときのこの炊き込みご飯、小松菜たまご、青森りんごのドーナツ、けんちん汁で、試食のため一食の半分の量とのことです。

災害から1か月の被災地や避難所の食事という具体的な想定をしてメニューを考案したそうです。そういった場合に不足しがちな栄養素と必要なカロリーに加えて、鮭は水煮缶詰を用いる、小松菜たまごは調理用の袋に具材を入れてゆでただけで作るというように、災害時に実際に利用しやすい材料と道具で調理しています。

こういった具体的な想定でメニューを考えた上で実際に調理して提供し、さらにはその料理についてアンケートを取ることでフィードバックを受けることは、とても良い経験になるように思えます。最近盛んに推奨される「PBL(課題解決型の学習)」といえるでしょう。

試食した私たちにとっても、おいしい料理を味わえただけでなく、今回の炊き出しの趣旨や工夫の解説を読むとともにアンケートに答えることで、あらためて災害とその後の生活について思いをはせ、災害への備えについて考えるよい機会になりました。

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2017年10月29日 (日)

偉大な先輩との交流

学生の保護者の皆さんに来ていただき、大学の教育方針・学科の学びを説明するとともに個別相談に応じる保護者懇談会を、本学キャンパスと岡山で行いました。本学会場では懇談会に先立ち教育後援会主催の沢松奈生子氏講演会が行われました。

本学卒業生である沢松さんは、日本を代表するテニス選手として数々の実績を残され、現在はテレビのコメンテーターとして活躍されています。講演では、オリンピックやウィンブルドン大会などに出場された経験やプロテニス選手生活の裏話など、ユーモアを交えて話されました。

興味深いエピソードの数々を聞いているだけでも面白いのですが、ご自身が受けた教育や大きなスランプを乗り越えた経験を通して、褒めることや自信を持たせること、苦労を自身の成長の糧にする姿勢の大切さについて語られ、私たち教育に携わる者にとっても本当に参考になる内容でした。

さらに講演後には、場所を変えて本学の体育系クラブで活動する学生たちに特別に話をしていただきました。学生たちにとってはあまりに偉大な先輩ですが、講演において本学での学生生活とスポーツ活動両立の思い出を話され学生たちは身近に感じることができたようで、技術的な質問だけでなく生活の悩みなどの質問も出て、沢松さんは真摯に答えておられました。

偉大な先輩のエールを受けて、学生たちは勇気づけられた様子でした。沢松奈生子氏にあらためて感謝するとともに、この機会を設けていただいた教育後援会にも感謝したいと思います。

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2017年10月 6日 (金)

神戸愛

神戸は大学の多い街です。灘区だけでも本学含む3大学のメインキャンパスがあります。灘区は大学との連携拡充・推進を掲げており、本学は様々な連携・協力活動を行ってきました。

10月22日投票の神戸市長選挙に向けて灘区選挙管理委員会は、区内を走るバスに3大学の学生が登場するラッピングを企画し、本学も協力しました。

投票日の告知と、神戸のまちに対する思いを学生自らが書いたボードを持った写真を貼ったバスの運行が始まっています。写真は本学2年生が登場するバスですが、後方側面で学生が掲げているメッセージは「大好きな街 神戸をもっと素敵な街に!」です。

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2017年9月 2日 (土)

Sing a New Song!

8月27日に、本学英語学科が主催する「英語による歌唱コンテスト Sing a New Song!」が行われました。

高校生であれば男女を問わず、また個人・グループどちらでも参加できる点、歌唱力だけでなく英語の発音が審査対象となる点など、いくつかの特徴があるコンテストですが、何よりの特徴は本学チャペルで行うことです。

本学チャペルは教会音楽のコンサートやCD、神戸ルミナリエのBGMの録音なども行われてきました。わざわざ来てもらい歌ってもらう価値がある場所だと自負しています。しかし、パイプオルガンなど教会音楽に最適な残響の多い音響設計となっており、高校生の皆さんにとって戸惑う点や難しい点があるかと思います。

ともあれ私にとっては、高校生の皆さんに本学のチャペルを知ってもらい、歌唱までしてもらえるのは嬉しいことです。実際に、出場者のパフォーマンスは素晴らしいものでした。コンテストの様子と入賞者については本学公式ホームページで紹介しています(ここをクリック

また、コンテストの運営には本学学生も参加してくれました。特に、英語学科3年生の藤本さん(写真)は、長時間にもかかわらず落ち着いた司会進行を務めてくれました。

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2017年8月18日 (金)

藍より出でて、新しい色に

8月5日に、奈良女子大学、武庫川女子大学、本学の3女子大が主催する関西圏女子大学連携プロジェクト「異分野交流会」が武庫川女子大学で行われました。

異分野の研究者が集まり発表・議論することで、普段とは異なる視点からの意見によって刺激を受けて課題を発掘し、新しい共同研究や協力体制の立ち上げに結び付けることを目的としています。

専門分野ではない研究に対しても知的興味を感じますし、その内容を知りたいと思うことは多いのですが、如何せん研究発表を聞いただけではあまり理解できません。普通の学会や研究会なら、よく知らない人間が一から説明を求めたり、的外れかもしれない質問をするのはやはり気後れしてしまいます。

しかし、この研究会は最初から「異分野交流会」とうたっているので、こちらはよく知らないということを前提に説明してくれますし、質問もしやすいです。さらに、発表者を交えたグループワークにかなり時間を取っているので、徐々に理解できるようになってきます。

このように私にとってはありがたい研究会ですが、発表する人は、異分野の人に分かりやすい説明をしなければなりませんし、的外れな質問に戸惑うこともあることでしょう。

そんな中、私の入ったグループワークで、普段は話をする機会がない人から意見をもらえて良かったと言ってくれたのが写真の坂本ゆかさんです。坂本さんは、本学の生活学科都市生活専攻(現都市生活学科)を卒業後、武庫川女子大学の大学院に進みました。卒業生から研究について説明してもらい知的刺激を受け取ることは、格別に嬉しいことです。

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2017年7月25日 (火)

50歳以上になっても化粧を続けますか?

本学の国際交流センターが主催する松蔭日本語日本文化研修が行われました。海外で日本語を学ぶ大学生が約2週間日本に滞在し、日本語と日本文化について学ぶプログラムです。今年はアメリカ、イギリス、インドネシア、台湾、中国から6大学の学生たちが来てくれました。

日本語の授業に加えて、茶道など日本文化の体験、ホームステイと盛りだくさんの日程で、最後にポスター発表があります。各自がテーマを決めて、本学学生にアンケートやインタビューをし、その結果を日本語のポスターにまとめて日本語で発表します。日本語パートナーの本学学生や教職員がサポートするとは言え、短い期間に準備するのでなかなか大変です。

発表会は、中国の学生の司会のもと台湾の学生の挨拶から始まるというように、司会進行も留学生たちが行います。日本語や日本文化を題材にした発表だけでなく、身近な生活を題材にした発表もありました。

写真は、日本人学生の化粧について発表した中国の学生です。50歳以上になっても化粧を続けますかという質問に、全員が「続ける」と答えたことを特に強調していました。そういった質問をすること自体意外でしたが、中国では50歳以上の人は化粧をしない方が普通だからとのことでした。

学生のアルバイトについて発表したインドネシアの女子学生は、質疑応答でインドネシアの学生のアルバイトについて聞かれて、勉強のために大学に行っているのだからアルバイトをしないと答え、聞いていた私はちょっと肩身が狭かったのですが、その後その学生が「私もアルバイトをしてみたい!」とうらやましそうに付け加えたのが印象的でした。

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2017年7月14日 (金)

本学ならではの風情

今回も、もてなしの話題です。

先日、本学の同窓会である千と勢会の総会が行われましたが、茶道部が呈茶席を設け、多くの同窓生をもてなしてくれました。写真にあるように、図書館1階のテラスを利用した野点風情の茶席です。

茶道部はオープンキャンパスなどのイベントでもこの呈茶席を設けてくれるのですが、私はこの場所でのお茶席をとても気にいっています。茶道の心得の無い素人の素朴な感想に過ぎないのですが、広々とした窓から見えるチャペルやキャンパスの緑と窓に飾られたステンドグラスが、野点のしつらえと不思議にマッチしています。

場所による制約のある中、様々な工夫が必要でしょうし準備がたいへんかと思うのですが、今後も続けてほしいものです。

この機会に、茶道部の学生の皆さんと指導にあたってくださっている本学卒業生、協力してくれている図書館職員に感謝したいと思います。

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