2019年4月 9日 (火)

在学生による新入生歓迎

 神戸松蔭女子学院大学の入学式は4月1日に行われました。新元号「令和」の発表日となりましたので、新入生にとって記憶に残る一日となったことでしょう。
 
 その1日月曜から始まった4月第一週は、オリエンテーション期間として新入生を対象とした様々な行事が行われました。履修ガイドや時間割の冊子が配布されて大学生活や授業に関する基礎的な説明がされるのは当然ですが、クラス分けのための英語テストや基礎学力調査のテストもあります。しかしまずは、履修登録や履修者制限科目などの申し込みを行う、専用のWEBサイトを使えるようになる必要があります。

 新入生は慣れない環境の中でたくさんの情報を受け取り、様々なことをしなければならないのでたいへんです。そんな中で大きな役割を果たすのが学科ガイダンスです。もちろんここでも多くの情報を受け取るのですが、クラス担任が紹介され、するべきことが学科別・クラス別に整理されて示されます。また、ランチ会や懇親行事が行われるので、クラスのメンバーと情報交換できるようになります。

 これら学科ガイダンスで活躍するのが在学生たちです。学科教員を補佐するだけでなく、学科によってはランチ会や懇親行事を企画・運営していますし、履修や学生生活の相談相手にもなります。教員に聞くのは気が引けるが、先輩には聞きやすいということもあるのではないでしょうか。

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2019年3月18日 (月)

一足早い卒業

私が大学生の時には、同期の学生たちが新しい劇団を旗揚げして学内で公演を行っていましたし、キャンパス内にテントを立てて公演する劇団もありました。高校までは演劇、特に小劇場と呼ばれるような演劇をほとんど知らなかった私は、友人に誘われるままにそれらの公演を見に行き、大学という場所の新鮮さと面白さの一つの象徴と映るほどの強い印象を持ちました。

そういう訳で、キャンパス内の演劇公演と聞くと今でも少しワクワクします。先日、神戸松蔭の演劇部「ユリイカ」の公演が本学の教室で行われました。本学のような規模の大学で演劇部が継続的に活動するのは難しかったのですが、ユリイカは第8回目の公演です。

上演されたのは劇団員によるオリジナルの脚本「僕らは今日も空を見上げる」でした。原案から舞台装置まですべて自分たちで考えなければないのでたいへんでしょうが、よく準備されていたように思います。

4年生の卒業公演ということで、カーテンコールの後に指導した先生へのお礼や下級生から4年生にプレゼントを渡すサプライズがあり、学生劇団には学生劇団ならではの良さがあることをあらためて感じた時間でした。

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2019年3月 2日 (土)

修士論文公聴会

1月末から2月にかけて卒業研究の発表会が学内各所で行われました。2月はまた、神戸松蔭女子学院大学大学院の発表会の時期でもあります。これら発表会の最後に行われたのは大学院文学研究科心理学専攻の修士論文公聴会でした。

心理学専攻では、パワーポイントスライドによる一人8分程度の口頭発表を行った後に、場所を変えてポスター発表と質疑応答がありました。発表者は両方の準備をしなければならないことになりますが、聞く側は、口頭発表で概要をつかんだ上で、ポスター会場でじっくりと質疑応答できます(写真)。

大学院の心理学専攻では12人が発表しましたが、そのほとんどは臨床心理学と心理相談の技法を学ぶ臨床心理学コースの院生です。修士2年間の間に、臨床心理学について理論的に学んだ上に、学内及び学外の施設で心理相談の実習を行い、事例論文を書き上げながら、さらに修士論文の研究を進めて、論文にまとめます。とてもたいへんですが、とても充実した二年間です。

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2019年2月14日 (木)

トアロードの小さなギャラリー

本学は日本語日本文学科で高等学校教諭一種免許状(書道)を取得することができますし、書道部も活発に活動しています。一昨年度から、教職課程(書道)の学生と書道部の学生の学びの成果を学外のギャラリーで発表しています。今年度も「第三回 神戸松蔭 書作品展」が神戸トアロードのトアギャラリーで行われました。

恥ずかしながら「書」に疎い私ですが、この作品展に行くのを楽しみしています。一つは、トアロードという魅力的な通りにある小さなギャラリーを訪れるという楽しみです。街中にある小さなギャラリーというのは、気にはなるのですが普段は入る勇気がありません。扉をあけるときに少しわくわくします。

もちろん書を見るのも楽しみです。到底作品を批評できる能力はなく、書の本当の魅力がわかっているとは我ながら思えないのですが、それでも「かっこいい」とか「美しい」という感想が自然と湧いてきます。

そして、もっとも大きな楽しみは、学生たちや指導する丸山先生に解説してもらえることです。よくわからずに見ていても面白いのですが、やはりそれぞれの作品について書体や意味など教えてもらい、どのような思いで書いたのか聞くと一層興味深く見ることができました。
 ありがとうございました。

それぞれの作品の前に立つ岡田さんと知花さん

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書道部の作品について解説してくれた飯盛さんと津田さん

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2019年1月28日 (月)

真冬を彩るビオラ

一年で一番寒い時期になりましたが、キャンパス内では色とりどりの花を見ることができます。本学で特にたくさん植えられているのがビオラです。これは、「松蔭ビオラプロジェクト」の継続的な活動によるものです。

先日、松蔭ビオラプロジェクトを含む三つの学内活性化プロジェクトの成果発表会が行われました。ビオラプロジェクトは生活学科都市生活専攻(2017年度より都市生活学科)花田ゼミの学生を中心とした取り組みで、2種類のビオラ苗を組み合わせた「カップリングビオラ」を企画・開発しています。カップリングビオラは、カラーコーディネートの勉強をした学生たちが、ライフスタイルやシチュエーションを想定した上で、その空間に合う花の配色を決めてビオラをカップリングするというユニークな活動です。

カップリングビオラは、キャンパスの花壇やプランターに植えられるだけでなく、同窓生の集まりやオープンキャンパスにおいても紹介・配布されています。さらにこの活動は、大学活性化にとどまらず、「神戸の花をもっと楽しもう!」をテーマとした地域活性化を目指しています。ビオラの開発・商品化にはJA兵庫六甲・伊川花卉(かき)青年部をはじめとして、兵庫県、神戸市の農業関連部署、販売店等多くの方々にご協力いただいています。

そして、カップリングビオラは、灘区役所、灘区連合婦人会、沢の鶴酒造本社をはじめ近隣の学校・施設等に贈呈されました。地域の彩りの一つとなれば嬉しいことです。

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プロジェクトについて発表する学生たち

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2018年12月26日 (水)

相楽園で明治体験

神戸松蔭女子学院大学は、神戸市立博物館と連携協定を結び、博物館の所蔵資料に基づく明治時代の衣装や洋菓子の再現を行ってきました。再現した衣装にしても洋菓子にしても、これまでは本学のイベントでの紹介でしたが、今回、明治にゆかりの場所で一般の方々に広く知ってもらう機会を得ることができました。

神戸市立博物館を中心とする「神戸の文化発信実行委員会」主催イベント「相楽園明治倶楽部-異人館で暮らす-」が12月23日に開催され、本学の学生・教職員がドレス着装体験と洋菓子試食体験を担当しました。会場は、明治時代の庭園を整備した神戸市立相楽園に保存されている明治の建物、旧ハッサム住宅と旧小寺家厩舎です。

旧小寺家厩舎は、厩舎と言いながら住居並みの立派な施設です。重要文化財でもあるこの建物では、再現過程の説明会が行われました。衣装の方は明治の舞踏会を描いた錦絵に見られる「バッスルドレス」ですが、解説だけでなく本学学生が実際に着装して披露しました。また、旧ハッサム住宅では一般の方の着装体験も行いました。

洋菓子の方は、本学学生と教員が大学で大量に焼いて当日に会場に運び込み、多数の方に試食していただきました。学生達は会場での配布を行うとともに、再現過程の説明も担当してくれました。


会場の旧小寺家厩舎

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バッスルドレスを着装するファッション・ハウジングデザイン学科学生の西原さんと解説の井上講師

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洋菓子の再現について解説する生活学科都市生活専攻学生の松浦さん

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バッスルドレスの再現制作については(こちら)をご覧ください。

洋菓子の再現については昨年11月のブログ記事でも紹介しました(こちら)をご覧ください。

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2018年12月17日 (月)

神戸松蔭のクリスマス

神戸松蔭女子学院大学のクリスマス礼拝がマグダレンチャペルで行われ、多くの学生・教職員が出席しました。今年も厳かでありながら暖かみのある礼拝でした(写真)。礼拝後は、西食堂マーガレットダイニングに移動して祝会です。こちらは、打って変わって明るく楽しい雰囲気でした。

礼拝、祝会それぞれの雰囲気をうまく作り出してくれたのは、チャペル奉仕グループの学生たちです。10月にクリスマス実行委員が任命され、ツリー点灯式、キャロリング&キャンドルサービス、クリスマス礼拝・祝会、学生による歌とオルガンのコンサートと続くクリスマス行事をキリスト教センター教職員とともに準備してきました。(クリスマス実行委員任命についてはこちらをご覧ください)

チャペル奉仕グループに参加する学生は80名ほどにもなり、聖歌隊、オルガン奏楽、ボランティア・カフェ、チャペル結婚式のサポートといったグループに分かれて普段は活動しています。クリスマス行事ではこれら多くの学生たちが力を合わせて、各行事の準備、司会・進行、来場者の案内、カフェのサービス、合唱、演奏を行ってくれました。

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2018年11月30日 (金)

贅沢な文芸誌

神戸松蔭女子学院大学では、学生・教職員、学科・部署の枠を超えた活動がいくつもあり、その一つが「戦前の映像と写真メディアから松蔭と神戸の文化を再発見」プロジェクトです。本学のルーツは明治時代中頃に開設された松蔭女学校までさかのぼることができます。松蔭女学校は大正時代には当時の学校制度における高等女学校となります。その歴史の中の文化的遺産を再発見し、共有していこうというプロジェクトです。

大学祭において、そのプロジェクトの成果発表がありました。展示の目玉は、「第1回みなとの祭り」の映像の上映です。ファッション・ハウジングデザイン学科の木羽助手が映像を入手し今回のプロジェクトでデジタル化したこと、祭の女王の候補者の一人が松蔭高等女学校の生徒であると特定されたことは、新聞報道においても取り上げられました。神戸まつりの前身となるみなと祭りですが、85年前に開催された第1回から規模の大きな祭りであったことに驚かされました。

この映像を見るのが目的で会場に行ったのですが、映像以外の展示もたいへん興味深いものでした(下の3枚の写真)。中でも、1930年代の松蔭高等女学校文芸誌「壺」の展示に目をひかれました。当時講師をしていた小磯良平が表紙を描いています。

大事な資料の貸し出しを許可していただいた松蔭高等学校・中学校と中高同窓会「千と勢会」、労を惜しまず興味深い資料を集めて充実した展示をした学生・教職員の皆さんに感謝したいと思います。

当日の受付を担当した学生達

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2018年11月13日 (火)

白菜とトマトのスープ

食物栄養専攻(2017年度生から食物栄養学科)による災害時に向けた炊き出し訓練が、今年も行われました。キャンパス内ではありますが、教員の指導のもと学生たちが屋外で調理し、学生と教職員に試食として配られました(写真上)。

試食ですので一食の半分のボリュームですが、彩りもよく、デザートいう楽しみも添えられています。栄養価や災害発生から一か月後という具体的な想定をしてメニューが組み立てられていることを解説したプリントも一緒に配られ、試食する私たちもあらためて災害時の食について考える良い機会になりました(写真下)。

食物栄養学科は学内だけでなく、学生・教員が地元の灘区や東灘区において防災パッククッキング(食材をポリ袋に入れて湯煎で加熱する調理方法)を紹介するといった活動も行っています。自然災害は毎年のように起きていますが、今年は特に大きな自然災害が連続して起きただけに、普段から災害時を想定することの大切さを感じます。

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2018年10月27日 (土)

鍛錬の成果

今年度の学生日本一に輝いたなぎなた部の選手、コーチ、顧問が優勝報告に来てくれました。

本学なぎなた部は2015年、2016年と演技の部で学生日本一になるなど常に高いレベルの成績を収めていますが、チームでの日本一は選手たちにとって格別に嬉しいことでしょう。前回の団体優勝は2011年であり、しばらく届いていなかった頂だけになおさらです。優勝旗や優勝杯もその栄誉にふさわしく立派です。

なぎなた部の学生たちは、兵庫県下の警察署の術科始め式での演技披露といった地域貢献を行っています。また、中学校の武道の授業での模範演技、大阪城で行われた大河ドラマ関連イベントでの演技披露、さらには人気アニメの主題歌のミュージックビデオへの出演(ここをクリック)と、なぎなたの魅力を広く知ってもらうことにも貢献してきました。

なぎなた部の学生たちを見ていつも感心するのは、試合以外の時でも姿勢よく凛々しいことです。そのようなたたずまいに接すると、練習という言葉より鍛錬という言葉が相応しいように感じます。日頃から厳しい鍛錬を重ねてきた学生たちと指導者にあらためて感謝したいと思います。

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