2019年8月10日 (土)

日本語パートナー

   前回のブログでカンボジアとの交流について書きましたが、先月にはインドネシアのダルマプルサダ大学と交流協定を結びました(詳細はこちら)。そして、そのダルマプルサダ大学の学生達が来日し神戸松蔭女子学院大学のジャパンスタディセンターに約2週間滞在しました。

   彼らは「松蔭日本語日本文化研修」に参加したのですが、これは毎年行われており、複数の国の学生たちが参加します。今年は、インドネシアに加えて、中国、ベトナムの学生達が来てくれました。彼らは、日本語を学ぶとともに書道、茶道といった伝統的な日本文化を学び、ホームステイを体験し、京都や姫路城といった名所旧跡を訪れます。

   夏の研修だけでなく、5月にはアメリカのオハイオ州立大学の学生たちも約3週間滞在していました。研修を運営するのは教職員やレジデント・アシスタントの院生・研修生ですが、本学学生も日本語パートナーとして重要な役割を果たしています。

   研修に来た学生一人一人につく形で日本語学習の補助をするのですが、一緒に行動して日本での生活をサポートすることで、海外の学生たちが日本の学生と、現代の日本の生活・習慣について実感を得ることができる点も大切なことだと思います。

   もちろん、同じことが日本語パートナーの学生たちにもあてはまります。彼女たちにとっても貴重な体験となるでしょう。

 

歓迎礼拝での留学生と日本語パートナーたち

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2019年7月23日 (火)

カンボジアとの交流に向けて

  神戸松蔭女子学院大学は様々な国際交流を行っています。明治時代にイギリス人宣教師が開いた女学校から出発して以来、英語が本学の教育の柱の一つでしたから、英語圏諸国との交流が最も歴史が長く活発です。しかし近年は、アジア諸国との交流も盛んになっています。

  中でも、カンボジアとの間には特別な交流が続いています。毎年、カンボジアにおいて英語による「神戸松蔭カンボジアエッセイコンテスト」が行われ、優勝したカンボジアの学生が日本に招待され、2週間ホームステイをしながら日本文化を学ぶとともに本学学生と交流します。

  本学からは神戸松蔭学生大使がカンボジアを訪れ、プノンペン王立大学外国語研究所の授業を受け、カンボジアの学生と交流します。首都だけではなく、WDA(the Women Development Association:女性の地位向上のための組織)と共に、農村地域の学校を訪問するなど、様々な形でカンボジアについて学びます。

  先日、文学部英語学科が主催する「英語ポスタープレゼンテーションコンテスト」が行われ、今年度の神戸松蔭学生大使が選ばれました。このコンテストでは、25名の学生たちがそれぞれテーマを決めて英語のポスターを作成して発表し、教員と学生が審査しました。プレゼンだけでなく英語での質疑応答も審査対象になります。

  設定されたテーマは幅広いのですが、環境問題や社会的問題をグローバルな視点から取り上げている学生が多いことが印象に残りました。
 

  大教室にポスターが張られ、発表と質疑応答が行われました。

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 神戸松蔭学生大使に選ばれた遠藤さん 
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2019年7月 8日 (月)

コシノヒロコ氏のファッションに学ぶ

 神戸松蔭女子学院大学は昨年、神戸ファッション美術館と連携協定を結びました。神戸ファッション美術館では昨年4月より、著名なファッションデザイナーで本学客員教授であるコシノヒロコ氏が名誉館長に就任しているという縁もあります。

 その神戸ファッション美術館において「コシノヒロコ ファッションショー GET YOUR STYLE!」が開催されました。このショーは出演する100人のモデルを一般公募するという特別なショーで、多くはモデル経験のない10代から90代までの幅広い年齢層の方達が選ばれました。

 披露したファッションと出演モデルについてコシノヒロコ氏がその場で解説するという点でもユニークなショーでした。私のようなファッションに疎い人間にとってはとてもわかりやすく、興味深く見ることができました。100人もの多様なモデルそれぞれの個性を生かすように服を選び、髪型を含めてコーディネートすることは、プロのモデルを相手にするよりもたいへんなのではないでしょうか。コシノヒロコ氏の熱意とエネルギーにあらためて感心しました。

 今回のショーには本学ファッション・ハウジングデザイン学科学生2名がモデルに選ばれただけでなく、2名の同学科学生がフィッターとしてショーの裏方に参加する機会を得ることができました。これら4名の学生にとってはとても貴重な経験となったことでしょう。
 

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2019年6月18日 (火)

本のサポーター

 神戸松蔭女子学院大学の図書館の入り口行ってすぐ右の1階スペースは、壁二面が大きくガラス張りの明るく開放的な場所で、建物外からよく目立ちます。私個人としても学内でお気に入りの場所の一つです。このスペースでは学生たちによる本の推薦展示が行われています。

 先日、図書館サポーターの学生たちが職員と協力して、展示の模様替えを行いました(下の写真)。棚の向かって左側は「学生選書コーナー」で、学生たちが図書館職員と一緒に本屋に行く「選書ツアー」で選んだ本が展示されています。今回の模様替えは棚の右側「モノクル」というコーナーです。

 このコーナーでは学生たちがテーマを決めて、関連した図書館所蔵資料の推薦展示を行っています。今回は7人の学生が参加して、「もしも絵の中に入れたら?」「不穏なものを語る文学」といった興味深いテーマを掲げてポップも作り、それぞれの棚を構成しました(2枚目の写真)。

 図書館ではこの他にも学生たちとともに様々な企画やイベントを行っています。この春には脱出ゲーム(!)が行われました。こういった活動は図書館のブログで活発に発信されています(こちら)。

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2019年5月28日 (火)

紙のインテリア

 紙を用いたインテリアというと、行灯・提灯風の照明や障子しか私には思い浮かばず、どうしても和風な装飾というイメージになってしまいます。しかし、本学学生たちの作品(下の写真)を見て、それは単なる思いこみであることがわかりました。

 神戸松蔭女子学院大学のファッション・ハウジングデザイン学科では、インテリアの学びの一つとして、本学の米原慶子准教授の指導のもと紙を素材としたインテリア制作を行っています。2016年からは空間デザイナーのAkari-コイケアカリ先生指導による、和紙やダンボールを用いた空間演出のプロジェクトも始まりました。その成果が、JR神戸駅前にあるハウジング・デザイン・センター神戸(HDC神戸)で開かれた「第四回 もの・空間デザイン学生作品展」で披露されました。

 「Kobe Shoin PAPER WORKS 2011-2019」と題された今回の展示は、これまでの制作の集大成という面があり、様々な作品を見ることができました。紙を素材としているのでカラフルな作品を作ることは容易でしょうが、白い紙をそのまま使った作品が目を引きました。私では上手く説明はできないのですが、白い紙は華やかデザインに落ち着きを与え、素材そのものの魅力をよく表しているからなのかもしれません。

神戸松蔭の展示コーナーに立つファッション・ハウジングデザイン学科の学生たち

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2019年4月26日 (金)

新緑のイースター礼拝

 神戸松蔭のマグダレン・チャペルでは、昼休み時間帯の礼拝(ヌーン・サービス)の他にいくつもの特別な礼拝を行っています。新年度が始まった4月には、入学感謝礼拝、3・4月生まれの学生教職員の誕生日感謝礼拝がありました。4月生まれの私は、誕生日感謝礼拝で神戸松蔭のマークの入ったクッキーをもらいました(写真上)。年を取っても誕生日のプレゼントは嬉しいものです。
 
 そして、4月にはもう一つ大事な礼拝があります。キリストの復活を記念するイースター礼拝です。この礼拝はチャペル前の広場で行われました。
 
 4月としては暖かく、屋外の行事に丁度よい陽気です。聖歌隊とオルガンだけでなく、下の写真にあるように、チャプレンによるフルートとギターも加わりました。チャペルの周りの木々が新緑で美しく、聖歌とともに鳥のさえずりが聞こえる、まさに春という雰囲気の礼拝でした。

 

 誕生日を迎えた学生教職員に配られた、チャペルのクリアファイルと絵ハガキ、そしてクッキーです。

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 チャペル前広場で行われたイースター礼拝。

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2019年4月 9日 (火)

在学生による新入生歓迎

 神戸松蔭女子学院大学の入学式は4月1日に行われました。新元号「令和」の発表日となりましたので、新入生にとって記憶に残る一日となったことでしょう。
 
 その1日月曜から始まった4月第一週は、オリエンテーション期間として新入生を対象とした様々な行事が行われました。履修ガイドや時間割の冊子が配布されて大学生活や授業に関する基礎的な説明がされるのは当然ですが、クラス分けのための英語テストや基礎学力調査のテストもあります。しかしまずは、履修登録や履修者制限科目などの申し込みを行う、専用のWEBサイトを使えるようになる必要があります。

 新入生は慣れない環境の中でたくさんの情報を受け取り、様々なことをしなければならないのでたいへんです。そんな中で大きな役割を果たすのが学科ガイダンスです。もちろんここでも多くの情報を受け取るのですが、クラス担任が紹介され、するべきことが学科別・クラス別に整理されて示されます。また、ランチ会や懇親行事が行われるので、クラスのメンバーと情報交換できるようになります。

 これら学科ガイダンスで活躍するのが在学生たちです。学科教員を補佐するだけでなく、学科によってはランチ会や懇親行事を企画・運営していますし、履修や学生生活の相談相手にもなります。教員に聞くのは気が引けるが、先輩には聞きやすいということもあるのではないでしょうか。

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2019年3月18日 (月)

一足早い卒業

私が大学生の時には、同期の学生たちが新しい劇団を旗揚げして学内で公演を行っていましたし、キャンパス内にテントを立てて公演する劇団もありました。高校までは演劇、特に小劇場と呼ばれるような演劇をほとんど知らなかった私は、友人に誘われるままにそれらの公演を見に行き、大学という場所の新鮮さと面白さの一つの象徴と映るほどの強い印象を持ちました。

そういう訳で、キャンパス内の演劇公演と聞くと今でも少しワクワクします。先日、神戸松蔭の演劇部「ユリイカ」の公演が本学の教室で行われました。本学のような規模の大学で演劇部が継続的に活動するのは難しかったのですが、ユリイカは第8回目の公演です。

上演されたのは劇団員によるオリジナルの脚本「僕らは今日も空を見上げる」でした。原案から舞台装置まですべて自分たちで考えなければないのでたいへんでしょうが、よく準備されていたように思います。

4年生の卒業公演ということで、カーテンコールの後に指導した先生へのお礼や下級生から4年生にプレゼントを渡すサプライズがあり、学生劇団には学生劇団ならではの良さがあることをあらためて感じた時間でした。

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2019年3月 2日 (土)

修士論文公聴会

1月末から2月にかけて卒業研究の発表会が学内各所で行われました。2月はまた、神戸松蔭女子学院大学大学院の発表会の時期でもあります。これら発表会の最後に行われたのは大学院文学研究科心理学専攻の修士論文公聴会でした。

心理学専攻では、パワーポイントスライドによる一人8分程度の口頭発表を行った後に、場所を変えてポスター発表と質疑応答がありました。発表者は両方の準備をしなければならないことになりますが、聞く側は、口頭発表で概要をつかんだ上で、ポスター会場でじっくりと質疑応答できます(写真)。

大学院の心理学専攻では12人が発表しましたが、そのほとんどは臨床心理学と心理相談の技法を学ぶ臨床心理学コースの院生です。修士2年間の間に、臨床心理学について理論的に学んだ上に、学内及び学外の施設で心理相談の実習を行い、事例論文を書き上げながら、さらに修士論文の研究を進めて、論文にまとめます。とてもたいへんですが、とても充実した二年間です。

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2019年2月14日 (木)

トアロードの小さなギャラリー

本学は日本語日本文学科で高等学校教諭一種免許状(書道)を取得することができますし、書道部も活発に活動しています。一昨年度から、教職課程(書道)の学生と書道部の学生の学びの成果を学外のギャラリーで発表しています。今年度も「第三回 神戸松蔭 書作品展」が神戸トアロードのトアギャラリーで行われました。

恥ずかしながら「書」に疎い私ですが、この作品展に行くのを楽しみしています。一つは、トアロードという魅力的な通りにある小さなギャラリーを訪れるという楽しみです。街中にある小さなギャラリーというのは、気にはなるのですが普段は入る勇気がありません。扉をあけるときに少しわくわくします。

もちろん書を見るのも楽しみです。到底作品を批評できる能力はなく、書の本当の魅力がわかっているとは我ながら思えないのですが、それでも「かっこいい」とか「美しい」という感想が自然と湧いてきます。

そして、もっとも大きな楽しみは、学生たちや指導する丸山先生に解説してもらえることです。よくわからずに見ていても面白いのですが、やはりそれぞれの作品について書体や意味など教えてもらい、どのような思いで書いたのか聞くと一層興味深く見ることができました。
 ありがとうございました。

それぞれの作品の前に立つ岡田さんと知花さん

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書道部の作品について解説してくれた飯盛さんと津田さん

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