2019年2月14日 (木)

トアロードの小さなギャラリー

本学は日本語日本文学科で高等学校教諭一種免許状(書道)を取得することができますし、書道部も活発に活動しています。一昨年度から、教職課程(書道)の学生と書道部の学生の学びの成果を学外のギャラリーで発表しています。今年度も「第三回 神戸松蔭 書作品展」が神戸トアロードのトアギャラリーで行われました。

恥ずかしながら「書」に疎い私ですが、この作品展に行くのを楽しみしています。一つは、トアロードという魅力的な通りにある小さなギャラリーを訪れるという楽しみです。街中にある小さなギャラリーというのは、気にはなるのですが普段は入る勇気がありません。扉をあけるときに少しわくわくします。

もちろん書を見るのも楽しみです。到底作品を批評できる能力はなく、書の本当の魅力がわかっているとは我ながら思えないのですが、それでも「かっこいい」とか「美しい」という感想が自然と湧いてきます。

そして、もっとも大きな楽しみは、学生たちや指導する丸山先生に解説してもらえることです。よくわからずに見ていても面白いのですが、やはりそれぞれの作品について書体や意味など教えてもらい、どのような思いで書いたのか聞くと一層興味深く見ることができました。
 ありがとうございました。

それぞれの作品の前に立つ岡田さんと知花さん

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書道部の作品について解説してくれた飯盛さんと津田さん

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2019年1月28日 (月)

真冬を彩るビオラ

一年で一番寒い時期になりましたが、キャンパス内では色とりどりの花を見ることができます。本学で特にたくさん植えられているのがビオラです。これは、「松蔭ビオラプロジェクト」の継続的な活動によるものです。

先日、松蔭ビオラプロジェクトを含む三つの学内活性化プロジェクトの成果発表会が行われました。ビオラプロジェクトは生活学科都市生活専攻(2017年度より都市生活学科)花田ゼミの学生を中心とした取り組みで、2種類のビオラ苗を組み合わせた「カップリングビオラ」を企画・開発しています。カップリングビオラは、カラーコーディネートの勉強をした学生たちが、ライフスタイルやシチュエーションを想定した上で、その空間に合う花の配色を決めてビオラをカップリングするというユニークな活動です。

カップリングビオラは、キャンパスの花壇やプランターに植えられるだけでなく、同窓生の集まりやオープンキャンパスにおいても紹介・配布されています。さらにこの活動は、大学活性化にとどまらず、「神戸の花をもっと楽しもう!」をテーマとした地域活性化を目指しています。ビオラの開発・商品化にはJA兵庫六甲・伊川花卉(かき)青年部をはじめとして、兵庫県、神戸市の農業関連部署、販売店等多くの方々にご協力いただいています。

そして、カップリングビオラは、灘区役所、灘区連合婦人会、沢の鶴酒造本社をはじめ近隣の学校・施設等に贈呈されました。地域の彩りの一つとなれば嬉しいことです。

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プロジェクトについて発表する学生たち

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2018年12月26日 (水)

相楽園で明治体験

神戸松蔭女子学院大学は、神戸市立博物館と連携協定を結び、博物館の所蔵資料に基づく明治時代の衣装や洋菓子の再現を行ってきました。再現した衣装にしても洋菓子にしても、これまでは本学のイベントでの紹介でしたが、今回、明治にゆかりの場所で一般の方々に広く知ってもらう機会を得ることができました。

神戸市立博物館を中心とする「神戸の文化発信実行委員会」主催イベント「相楽園明治倶楽部-異人館で暮らす-」が12月23日に開催され、本学の学生・教職員がドレス着装体験と洋菓子試食体験を担当しました。会場は、明治時代の庭園を整備した神戸市立相楽園に保存されている明治の建物、旧ハッサム住宅と旧小寺家厩舎です。

旧小寺家厩舎は、厩舎と言いながら住居並みの立派な施設です。重要文化財でもあるこの建物では、再現過程の説明会が行われました。衣装の方は明治の舞踏会を描いた錦絵に見られる「バッスルドレス」ですが、解説だけでなく本学学生が実際に着装して披露しました。また、旧ハッサム住宅では一般の方の着装体験も行いました。

洋菓子の方は、本学学生と教員が大学で大量に焼いて当日に会場に運び込み、多数の方に試食していただきました。学生達は会場での配布を行うとともに、再現過程の説明も担当してくれました。


会場の旧小寺家厩舎

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バッスルドレスを着装するファッション・ハウジングデザイン学科学生の西原さんと解説の井上講師

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洋菓子の再現について解説する生活学科都市生活専攻学生の松浦さん

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バッスルドレスの再現制作については(こちら)をご覧ください。

洋菓子の再現については昨年11月のブログ記事でも紹介しました(こちら)をご覧ください。

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2018年12月17日 (月)

神戸松蔭のクリスマス

神戸松蔭女子学院大学のクリスマス礼拝がマグダレンチャペルで行われ、多くの学生・教職員が出席しました。今年も厳かでありながら暖かみのある礼拝でした(写真)。礼拝後は、西食堂マーガレットダイニングに移動して祝会です。こちらは、打って変わって明るく楽しい雰囲気でした。

礼拝、祝会それぞれの雰囲気をうまく作り出してくれたのは、チャペル奉仕グループの学生たちです。10月にクリスマス実行委員が任命され、ツリー点灯式、キャロリング&キャンドルサービス、クリスマス礼拝・祝会、学生による歌とオルガンのコンサートと続くクリスマス行事をキリスト教センター教職員とともに準備してきました。(クリスマス実行委員任命についてはこちらをご覧ください)

チャペル奉仕グループに参加する学生は80名ほどにもなり、聖歌隊、オルガン奏楽、ボランティア・カフェ、チャペル結婚式のサポートといったグループに分かれて普段は活動しています。クリスマス行事ではこれら多くの学生たちが力を合わせて、各行事の準備、司会・進行、来場者の案内、カフェのサービス、合唱、演奏を行ってくれました。

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2018年11月30日 (金)

贅沢な文芸誌

神戸松蔭女子学院大学では、学生・教職員、学科・部署の枠を超えた活動がいくつもあり、その一つが「戦前の映像と写真メディアから松蔭と神戸の文化を再発見」プロジェクトです。本学のルーツは明治時代中頃に開設された松蔭女学校までさかのぼることができます。松蔭女学校は大正時代には当時の学校制度における高等女学校となります。その歴史の中の文化的遺産を再発見し、共有していこうというプロジェクトです。

大学祭において、そのプロジェクトの成果発表がありました。展示の目玉は、「第1回みなとの祭り」の映像の上映です。ファッション・ハウジングデザイン学科の木羽助手が映像を入手し今回のプロジェクトでデジタル化したこと、祭の女王の候補者の一人が松蔭高等女学校の生徒であると特定されたことは、新聞報道においても取り上げられました。神戸まつりの前身となるみなと祭りですが、85年前に開催された第1回から規模の大きな祭りであったことに驚かされました。

この映像を見るのが目的で会場に行ったのですが、映像以外の展示もたいへん興味深いものでした(下の3枚の写真)。中でも、1930年代の松蔭高等女学校文芸誌「壺」の展示に目をひかれました。当時講師をしていた小磯良平が表紙を描いています。

大事な資料の貸し出しを許可していただいた松蔭高等学校・中学校と中高同窓会「千と勢会」、労を惜しまず興味深い資料を集めて充実した展示をした学生・教職員の皆さんに感謝したいと思います。

当日の受付を担当した学生達

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2018年11月13日 (火)

白菜とトマトのスープ

食物栄養専攻(2017年度生から食物栄養学科)による災害時に向けた炊き出し訓練が、今年も行われました。キャンパス内ではありますが、教員の指導のもと学生たちが屋外で調理し、学生と教職員に試食として配られました(写真上)。

試食ですので一食の半分のボリュームですが、彩りもよく、デザートいう楽しみも添えられています。栄養価や災害発生から一か月後という具体的な想定をしてメニューが組み立てられていることを解説したプリントも一緒に配られ、試食する私たちもあらためて災害時の食について考える良い機会になりました(写真下)。

食物栄養学科は学内だけでなく、学生・教員が地元の灘区や東灘区において防災パッククッキング(食材をポリ袋に入れて湯煎で加熱する調理方法)を紹介するといった活動も行っています。自然災害は毎年のように起きていますが、今年は特に大きな自然災害が連続して起きただけに、普段から災害時を想定することの大切さを感じます。

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2018年10月27日 (土)

鍛錬の成果

今年度の学生日本一に輝いたなぎなた部の選手、コーチ、顧問が優勝報告に来てくれました。

本学なぎなた部は2015年、2016年と演技の部で学生日本一になるなど常に高いレベルの成績を収めていますが、チームでの日本一は選手たちにとって格別に嬉しいことでしょう。前回の団体優勝は2011年であり、しばらく届いていなかった頂だけになおさらです。優勝旗や優勝杯もその栄誉にふさわしく立派です。

なぎなた部の学生たちは、兵庫県下の警察署の術科始め式での演技披露といった地域貢献を行っています。また、中学校の武道の授業での模範演技、大阪城で行われた大河ドラマ関連イベントでの演技披露、さらには人気アニメの主題歌のミュージックビデオへの出演(ここをクリック)と、なぎなたの魅力を広く知ってもらうことにも貢献してきました。

なぎなた部の学生たちを見ていつも感心するのは、試合以外の時でも姿勢よく凛々しいことです。そのようなたたずまいに接すると、練習という言葉より鍛錬という言葉が相応しいように感じます。日頃から厳しい鍛錬を重ねてきた学生たちと指導者にあらためて感謝したいと思います。

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2018年9月14日 (金)

歌に聞き入り、書に見入る

この夏、神戸松蔭女子学院大学が主催する二つのコンテストが行われました。いずれも高校生を対象とするもので、「英語による歌唱コンテスト"Sing a New Song!"」と「高校生書道コンクール」です。

「英語による歌唱コンテスト」は9回目となり、近畿圏以外からの参加もありました。課題曲と自由曲のパフォーマンスを審査するのですが、入賞者を決めるのが難しいほど高いレベルの歌唱が続きました。本学のチャペルで高校生のすばらしい歌唱を聞けるのは本当にうれしいことです。参加していたいただいた皆さんに感謝です。
   コンテストの様子と入賞者については本学公式ホームページで紹介しています(ここをクリック

「高校生書道コンクール」は今回が2回目です。京阪神地域の高校生を対象とした新たな書道コンクールということで昨年始めた時は、どれだけの方に参加していただけるのか不安でしたが、兵庫県教育委員会、兵庫県芸術文化協会、兵庫県書作家協会、神戸市、神戸市教育委員会、神戸新聞社の後援もいただき、思っていた以上の応募がありました。今回の応募数は昨年を大きく上回り、少なくとも兵庫県内で書道を学ぶ高校生の皆さんには知っていただけるようになったのではないかと思います。こちらも表彰式は本学チャペルで行いました(ここをクリック) 。

二つのコンテストともに、チャペル奉仕グループをはじめとする本学学生が運営に参加してくれました。両コンテストの司会進行は、それぞれ本学の英語学科、日本語日本文化学科学生が担当し、多くの聴衆の前でも落ち着いた聞き取りやすい司会をしてくれました。私も人前で話すのが仕事と言えるのですが、あのようには話せないと感心しきりでした。

「高校生書道コンクール」司会進行の日本語日本文化学科 廣瀬さん

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2018年8月11日 (土)

ショーを作る

神戸松蔭のファッション・ハウジングデザイン学科では、神戸タータンを用いた服をデザイン・制作しており、メリケンパークで行われたみなとまつり、そごう神戸店などのファッションショーなどで披露しています。

自分たちがデザイン・制作した服を多くの方に見てもらえるのは素晴らしいことですが、さらによいのはショー自体の準備や運営も自分たちで行うことです。みなとまつりなどではステージや機材が用意されていますが、大学祭やオープンキャンパスといった学内のショーでは会場のセッティングから学生たちが行います。さらには、照明、音楽、モデルの化粧やヘアメイクなど様々な準備が必要です。

とまあ、知った風な書き方をしましたが、私も少し前まで出来上がったショーにしか注目していませんでした。準備について学科の先生方にお聞きしてはじめて、学生たちがランウェイに掃除機をかけている姿などに目が向くようになりました。

ショーを作るためには、学科の教職員はもとより、モデルとなる学生たちのウォーキング指導、照明、会場インテリアなどで非常勤の先生方の指導・協力をいただいています。本当に多くの方々の協働でショーが成り立っていることに感心します。

8月5日のオープンキャンパスでのミニファッションショーでは、会場の入り口と会場がファッション・ハウジングデザイン学科10周年を祝う形に品よく華やかに飾りつけられました(下の2枚の写真)。インテリアを学ぶ学生たち、しかも1年生の制作とのことです。

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2018年7月26日 (木)

「書道」の神戸松蔭

大学はオープンキャンパスのシーズンに入っています。

先日のオープンキャンパスでは本学書道部がチャペル前広場でパフォーマンスを行いました。下の写真にあるように、部員自らが作った詩を音楽に合わせてその場で書きあげました。こういったパフォーマンスは、「なだ桜まつり」といった神戸市灘区のイベント、神戸市立博物館との連携事業でも披露されています。

本学はまた、高校書道教諭一種免許状が取得できる兵庫県でも数少ない大学の一つであり、日本語日本文化学科において書道の実技や理論などを学ぶことができます。書道部及び学科での書道の学びの成果は、大学祭といった学内の展示にとどまらず、神戸トアロードのギャラリーで「神戸松蔭 書作品展」として披露するまでになっています。書に疎かった私も、学生たちのおかげでその面白さやすばらしさを知ることができました。

さらに昨年からは、京阪神地域の高校生を対象とした書道コンクールを始めました。本学主催ですが、兵庫県教育委員会・兵庫県芸術文化協会・兵庫県書作家協会・神戸市・神戸市教育委員会・神戸新聞社から後援をいただき、多くの高校生の出品がありました。今後も大学として、「書道」をますます盛り上げていきます。

今年の高校生書道コンクールの応募や展示については、本学公式ホームページをご覧ください(こちら)。

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