2020年2月14日 (金)

ポスターでの卒論発表

 卒業研究いわゆる卒論は、大学4年間の学びの集大成です。1月末から2月にかけて各学科の卒業研究の発表会が行われました。発表形式は、パワーポイントを用いたプレゼンテーション、卒業制作展示、ポスター発表など、学科の特色に応じて様々です。

 ポスターというと普通はデザインや写真主体のイメージですが、ポスター発表は研究内容を文字やグラフで説明した壁新聞のようなもので、学術的な発表ではよく見られる形式です。壁新聞という古い表現をしてしまいましたが、学会で研究者が掲示するポスターはカラーで綺麗に印刷されており、情報量が多いにもかかわらず、見やすく工夫されています。

 下の写真は生活学科食物栄養専攻(2017年度より食物栄養学科)の学生による卒業研究発表の様子です。学会発表さながらのポスターの水準の高さに感心しました。各自がポスターを使って研究について説明した後、発表者を囲んで質疑応答の時間になります。研究内容について一対一でじっくり聞くことができるのがポスター発表の特徴です。

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2020年1月27日 (月)

神戸松蔭のお宝

 部門の枠を超えて学生と教職員がともに行う学内公募プロジェクト「松蔭GP」(詳しくはこちら)の成果報告会が行われました

 4件の発表があったのですが、うち2件は図書館所蔵品を紹介、利用するものでした。一つは、「神戸松蔭の魅力をカレンダーおよびクリアファイルで伝える」プロジェクトで、本学が所蔵する20世紀初めのフランスのファッション・プレート(ファッション誌に付されたイラスト)を用いてカレンダーやクリアファイルを作成し、その魅力を伝えるとともに、チャリティ形式で配布して災害復興支援の寄付を募るものです。

 このプロジェクトは継続して行われているのですが、2020年カレンダーは東京オリンピック・パラリンピック開催にちなんで、スポーツがテーマとなりました。図書館にあるジョルジュ・バルビエとシャルル・マルタンのファッション・プレートから学生・教職員がスポーツに関連した作品を選び出し、カレンダーが制作されました。また、学生たちがカレンダーを持って新聞社を訪問してこのプロジェクトの趣旨を説明し、神戸新聞と産経新聞で取り上げられました。

 もう一件は「神戸松蔭のお宝、公開!! ―図書館所蔵古典籍の展示とグッズ製作―」です。こちらは、日本の古典籍資料を紹介するプロジェクトです。本学図書館には、伊勢物語奈良絵本、おかべのよ一物語(おかべのよいちものがたり)といった古典籍が所蔵されています。しかし、これらの本は貴重書として特別に保存されていますので、実際に見ることができる機会は少なく、その存在を知らない本学学生・教職員もいます。

 そこで、学生有志が教員や図書館職員と協力して展示するとともに、調査、解明したことをまとめた展示目録(図録)を作成するプロジェクトが始まりました。また、広く学生たちに知ってもらうためにこれらの本の絵を表紙に使ったミニノートが作られました。学外の方々に対しても、大学祭、ホームカミングデー(卒業生の大学訪問日)に、展示と図録・ミニノートの配布が行われました。

 これら二つのプロジェクトを発表した学生たちは、図書館貴重書に直接接する機会を持てたことに感動するとともに、どのように紹介するか考えるために学び、カレンダーや図録の制作を行ったことが良い経験になったと報告してくれました。

 学生たちの学びになるとともに、本学の魅力の発信を行ってくれたことは、松蔭GP本来の目的にとてもかなうものだったように思います。

 

神戸松蔭の魅力をカレンダーおよび
クリアファイルで伝えるプロジェクト
報告をする学生たちと
作成した2020年カレンダー
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神戸松蔭のお宝、公開!!ー図書館所蔵
古典籍の展示とグッズ製作ープロジェクト
報告をする学生たちと
作成した図録・ミニノート
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2019年12月27日 (金)

地域を知り、人と知り合う

 瀬戸内カレッジの成果報告会がJR大阪駅に隣接したホテルグランヴィア大阪で行われました。

 この「カレッジ」は、JR西日本が自治体・大学と連携して実施しているプロジェクトです。参加大学生は、実際に対象地域に足を運び、地域の課題や観光素材について、さまざまな体験をした上で、旅行企画や商品開発のアイデアを考案します。対象となる地域は年によって変わり、その地域名を冠して今年は「瀬戸内カレッジ」と呼ばれています。

 昨年度は「南九州カレッジ」と「新潟カレッジ」が行われたのですが、神戸松蔭女子学院大学の都市生活学科青谷ゼミの学生たちが2チームに分かれて参加し、成果発表会で見事2チームともそれぞれのカレッジの最優秀賞を受賞しました。私は、新潟カレッジの成果報告を聞きましたが、しっかりと準備したとても工夫された発表に感心しました。

 今年の「瀬戸内カレッジ」の発表も楽しみにしていましたが、私は授業と重なってしまいましたので、成果報告会後の交流会だけの参加となりました。交流会では、JR西日本のみならず、JR四国、岡山、広島、愛媛各県の自治体、観光産業に携わっている方々、旅行業界の皆さん、他大学の先生方から様々な話を伺うことができました。

 交流会に出ただけでも興味深い話をたくさん聞けたのですが、学生たちは、旅行プランや商品アイデアを提案するまでの過程で、現地において地方自治体や観光関連産業の方々と交流しその地域の特色や課題を伺います。そういった現場での学びは、学生たちの貴重な経験となっていることでしょう。

 ところで、今回の成果発表において、本学チームは惜しくも最優秀賞受賞はなりませんでした。交流会でのチーム代表のスピーチでは、受け入れ難い結果です、と悔しさを率直に語っていました。そう言えるだけの準備をしたからこその言葉でしょう。思い通りの結果ではなくとも、それに向けて努力を重ねたことが何よりの財産になります。

 貴重な学びの場の設定と運営に尽力いただいているJR西日本や関係する皆さんに、あらためて感謝したいと思います。

 

都市生活学科の学生たちと青谷先生、サポートの本学職員

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2019年12月12日 (木)

サンタクロースとトナカイ、さらに・・・

 平成最後の年から令和元年となった2019年も12月となりました。クリスマスのシーズンです。

 聖公会キリスト教主義を教育の特徴の一つとしている神戸松蔭女子学院大学にとっては、クリスマスの諸行事が行われる大事な季節です。11月末の点灯式からクリスマス当日まで、毎日夕方にはチャペル前のツリーが鮮やかに点灯し、一気にクリスマスらしい雰囲気となっています(写真はこちら)。

 先週には、マグダレンチャペルでクリスマス礼拝が厳かに行われ、多くの学生が参加しました。礼拝の後は、毎年恒例となっているマーガレットダイニングでの祝会です。祝会はチャペル奉仕グループの学生たちが中心となって準備し、楽しく司会進行してくれました。

 祝会は、サンタクロースがトナカイを従えて入場した時にもっとも盛り上がりました。サンタさんは、全員とはいかなかったのですが、運のよい人たちにプレゼントを渡してくれました。昨年や一昨年のサンタクロースはトナカイ一頭しか連れておらず、運送業界の人手不足の影響がこんなところにもと思ったのですが、今年はトナカイ二頭立てで現れました。

 さらに、 動けないはずのものまで連れてきてくれました。下の写真のトナカイの左側、じゃなかったサンタの右側にわずかに映っているのですが・・・

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2019年11月20日 (水)

「ともに生きる」を実現する

 秋は大学祭のシーズンです。神戸松蔭女子学院大学では「松蔭祭」が行われました。野外ステージでのコンサート、体育館での大規模なイベント、テントでの模擬店の他に、クラブ・サークルなどによる教室展示もあります。

 その一つが、「ともに生きる」を実現する松蔭プロジェクト、による展示です。バリアフリー/ユニバーサルデザインの視点から作成したキャンパスマップといった展示と解説を行い、さらに車いすの操作体験や子どもの視野の狭さ、高齢者の不自由さなどを体験するコーナーも設けていました。中心となっていたのは、教育学科の学生と教員たちです。

 今年の4月に開設した教育学部教育学科は、人間科学部子ども発達学科を母体として誕生しましたが、二つの新しい特色を加えました。その一つが英語教育で、幼児教育専修では児童英語の学びが充実し、学校教育専修では小学校教諭を目指しながら中学・高校の英語教諭免許の取得も可能となりました。

 そして、もう一つの特色が、様々な障がいのある子どもたちを理解し支援する学びです。特別支援学校教諭免許の取得も可能です。このような学びは、障がいのある子どもたちも通常学級で学ぶインクルーシブ教育が進むなか、特別支援学校教諭に限らず全ての教員に必要となっています。

 入学したばかりの学生や新しい教員が、授業外においても他学科の学生・教員と一緒に学科の特色に関わる活動を始めてくれました。神戸松蔭全体の新たな特色へと広がってくれればと思います。

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2019年11月 4日 (月)

チャペルで多彩に活動

 神戸松蔭女子学院大学は明治時代中頃にイギリス人宣教師が開いた女学校から出発しており、現在もキリスト教の教えを教育の特色の一つとしています。学校内にある礼拝堂はチャペルと呼ばれますが、本学の礼拝堂であるマグダレン・チャペルは、大学の中心となる建物です。

 チャペルの礼拝をはじめとしてキリスト教に関係する行事や活動を担ってくれているのが、キリスト教センターの教職員とチャペル奉仕グループの学生たちです。チャペル奉仕グループは、聖歌隊、オルガン奏楽、ボランティア・カフェ、チャペル結婚式の手伝いといった多彩な活動を行っています。

 先日、チャペル奉仕グループの任命式がマグダレン・チャペルで行われ、今年度から新たに奉仕グループに加わった学生たちに、山内宗教主事から任命書が授与されました(下の写真)。これからはクリスマスの準備が本格化します。本学を象徴するクリスマスの諸行事での学生たちの活躍を楽しみにしています。


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2019年10月 9日 (水)

旧居留地で日本文化を発信

 ラグビーワールドカップは日本チームの活躍もありたいへん盛り上がっています。

 神戸においても試合が行われており、海外から応援に多くの方が訪れています。この機会に神戸市などが主催するイベント ”BEyond KOBE” がありました。これは、神戸旧居留地で日本の伝統文化などのパフォーマンスと体験イベントを4日間にわたって多彩に行うものです。

 神戸松蔭女子学院大学からは、日本語日本文化学科に在籍し、書道部にも所属する学生たちが参加しました。書道部の学生たちは、学内のみならず灘区の桜まつりなど地域のイベントでパフォーマンスしているのですが、今回の会場はルミナリエも行われる神戸の中心地の大きな銀行ビルの前の広場です。

 しかしながら、多くの人が集まる中で立派なパフォーマンスを見せてくれました(下の写真)。ラグビーワールドカップにちなんで、決戦に臨む者たちへのエールの詞を黒地の紙にくっきりと、龍虎の文字を白地の紙に堂々と書き上げました。「決戦」の赤と龍虎に散らした金が鮮やかです。

 旧居留地はその名の通り明治時代の外国人居留地から始まり、現在も大正から昭和初期のレトロなビルが残っています。新しいビルもそういったレトロな雰囲気に調和して建てられ、高級ファッションブランドの店が居並んでいます。そういった場所での書道パフォーマンスはとてもCOOLでした。

 パフォーマンスの後は、銀行のロビーで学生たちや本学教員の指導のもと書道体験が行われ、多くの方々が楽しんでいました。海外からの参加者も多く、日本文化の発信というイベントの目的も達せられたように思います。書道部だけでなく、銀行前広場で行われたイベント全体の司会、周辺の会場案内ボランティアにも本学学生たちが活躍してくれました。

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2019年9月21日 (土)

司会進行の大役を担う

 先日、本学のマグダレン・チャペルにおいて卒業式を行いました。

 大学は前期・後期の2学期制ですので、前期終了時に卒業となる学生もいるからです。本学の卒業式(正式には学位記授与式)はキリスト教の礼拝形式で行っていますので、チャペルで行うことが望ましいのですが、3月は出席者数が多いためそれはかないません。9月の式は、チャペルにおいて厳かながらも親密な雰囲気で行うことができました。

 入学式や学位記授与式の司会は在学生が担当しています。春の式は、家族や来賓の方も含めて多数の出席者がありますので、かなりのプレッシャーにさらされる場面です。秋の式は、少人数とはいえチャペルの雰囲気は特別ですし、司会者の姿がしっかり見えている分、また別の緊張感があるでしょう。

 今回の式の担当は、放送部所属の日本語日本文化学科生でした(下の写真)。はっきりと聞き取りやすい上に場の雰囲気に合った司会進行を務めてくれました。

 この夏は、高校生を対象とした英語による歌唱コンテスト、高校生書道コンクールの表彰式もチャペルで行われ、やはり在学生が司会をしてくれました。いずれも素晴らしい司会でした。

司会進行を務めた山内さん(日本語日本文化学科)

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2019年8月29日 (木)

揃いのポロシャツ

 前期の試験・補講期間も8月頭には終わり、大学もいわゆる夏休みです。しかし8月は、オープンキャンパスの季節でもあります。夏休みに入って閑散としていたキャンパスが、高校生やそのご家族の方々を迎えて普段とは違った賑わいに包まれます。

 模擬授業、入試制度説明会、学食体験など、神戸松蔭女子学院大学を知ってもらうための様々なイベントが行われますが、オープンキャンパスにおいて欠かせない役割を担っているのが、学生スタッフです。夏休みにも関わらず多くの在学生が参加してくれました。

 教職員を補佐するというより、運営・企画にも参加してともに盛り上げてくれます。オープニングガイダンスの司会進行、キャンパスの案内、学科紹介など、来場者と接する役割はむしろ在学生が担っています。来場者の方にも在学生とすぐわかるよう、鮮やかな揃いのポロシャツを着ています。

  何よりうれしいのは、高校生の時にオープンキャンパスに来て在学生に接したことが本学を志願する動機となった、今度は自分が高校生を迎える側になりたい、という学生が多いことです。


正門受付の学生スタッフ

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学生相談コーナー、キャンパスツアー担当の学生スタッフ

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来場者にチャペルを紹介

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2019年8月10日 (土)

日本語パートナー

   前回のブログでカンボジアとの交流について書きましたが、先月にはインドネシアのダルマプルサダ大学と交流協定を結びました(詳細はこちら)。そして、そのダルマプルサダ大学の学生達が来日し神戸松蔭女子学院大学のジャパンスタディセンターに約2週間滞在しました。

   彼らは「松蔭日本語日本文化研修」に参加したのですが、これは毎年行われており、複数の国の学生たちが参加します。今年は、インドネシアに加えて、中国、ベトナムの学生達が来てくれました。彼らは、日本語を学ぶとともに書道、茶道といった伝統的な日本文化を学び、ホームステイを体験し、京都や姫路城といった名所旧跡を訪れます。

   夏の研修だけでなく、5月にはアメリカのオハイオ州立大学の学生たちも約3週間滞在していました。研修を運営するのは教職員やレジデント・アシスタントの院生・研修生ですが、本学学生も日本語パートナーとして重要な役割を果たしています。

   研修に来た学生一人一人につく形で日本語学習の補助をするのですが、一緒に行動して日本での生活をサポートすることで、海外の学生たちが日本の学生と、現代の日本の生活・習慣について実感を得ることができる点も大切なことだと思います。

   もちろん、同じことが日本語パートナーの学生たちにもあてはまります。彼女たちにとっても貴重な体験となるでしょう。

 

歓迎礼拝での留学生と日本語パートナーたち

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