活躍する卓球女子
今年は東京五輪が一年遅れで開催され、いくつものスポーツ種目で日本の女子選手が活躍しました。卓球もその一つで、女子団体銀メダル、伊藤美誠選手の混合ダブルス金メダル、女子シングル銅メダルという結果は記憶に新しいところです。
神戸松蔭女子学院大学卓球部もまた、今年は素晴らしい活躍をしています。先日部員たちが、今年の活動報告に来てくれました。
新型コロナウイルス感染症の影響で関西学生リーグが中止になるなど、なかなか先が見通せない中ではありましたが、7月に行われた全日本大学総合卓球選手権大会団体の部ではじめて決勝まで進み、惜しくも大学日本一には届きませんでしたが、これまでで最高の成績を修めました。
本学卓球部は、実業団チーム主体の日本卓球リーグにも所属していますが、6月の前期大会で2部リーグを制し、1部への昇格を果たしました。11月の1部リーグでは、強豪の実業団チームを相手に3勝して1部残留を果たしました。
また、社会人を含む団体チーム日本一を争う全日本卓球選手権大会(団体の部)ではベスト4に進出しました。
本学卓球部は30年以上にわたって関西学生リーグ1部に在籍し、何度も優勝杯を手にするなど関西学生トップクラスの実力を維持し続けていますが、さらに高いレベルを目指して日本卓球リーグに参戦し、大学という枠を超えた戦いを続けてきました。そのような継続的な努力が今年の活躍に繋がっているのだと思います。
コロナ禍において、チームでの練習を制限せざるを得ない時期もありました。そのような時期を工夫して乗り越えた学生達を称えるとともに、いつも以上に注意すべき点が多い難しい状況下で指導を続けてきた寺田愛コーチら指導者に感謝したいと思います。
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